田舎の生活

田舎の生活、私の思った事など気ままに書いてみました

冬ごもりの準備

私達夫婦は冬に備えて冬野菜の収穫、なれない鍬を持って畑に直行。

助っ人に長男5才を連れてじいさんが作っておいた里芋、ねぎ、白菜、大根、野沢菜、

ずいき、にんじん、と次ぎから次ぎへと畑を行ったり来たり。

何故かじいさんは種をまいたり水をやったり肥料をやったりはするのだが,

一番楽しみな収穫作業はやらない。変だな変だなと二人して首をかしげる事、数回???

白菜は新聞紙に包んで作業所の二階へねぎも同様、里芋は皮をむいて冷凍庫へ。

里芋洗いの芋車を下に写真で紹介してあります。これは便利便利あっという間にきれいに土が落ちます。

かれこれ25年は使っています。近所の大工さんが作ってくれたとの事。今は他界しておりませんが

そのお宅の人が見ると懐かしがります。

野沢菜は最愛のよしえさんが漬けてくれました。その時の写真も有ります。撮影禁止と言われたのですが

何とかOKをもらいパシリ。

ずいきと言う野菜あまり知っている人は少ないかも知れません。里芋に良く似た野菜です。

茎は紫でここが美味しく食べられます。芋も食べられますが里芋より固く私はあまり好きでは有りません。

茎の皮をむいてゆでると紫色がきれいに出てます。三杯酢で味付けします。歯ごたえが良く結構美味しいです

だいこんはたくあんに16本。我家では先祖からたくあんは余り好んで食べません。そのせいか近所に比べ

格段に本数が少ないです。近所の軒先に干してある本数を見ると20〜30は干してあります。

今年は0にしようと考えていましたが、近所の人がお茶のみにきた時ココンショ(こちらの家)は今年のはどんな

味だねと聞かれた時無いとは言えないらしくてこの本数です。

残り100本はわらで囲って雪の中に貯蔵しておきます。(ダイコダテと呼んでいます)にんじんも同様です。

まだ雪が降らないので畑に並んでいます。真っ直ぐ生えなくて、右を向いたり左を見たり育てた人の性格

そのものです。雪の中は気温0度湿度100%ですので春先まで美味しく食べられます。ふしぎだな?

こうして我家は冬野菜を確保しておき、野菜に関しては自給自足の生活に入ります。近くのスーパーでは

何でもそろっています。車で15分位の所にジャスコがデンと有りますが。しかしせっかく作ってくれたんだし、

昔ながらの保存方法がありますので、こうしたやり方で美味しく食べ春を待ちます。

芋車 里芋掘り 野沢菜洗い ずいき 三杯酢の出来上がり

雪の降る音を聞いた事あります?

一晩で50cm以上降り積もる時、外に出てみると雪の降る音が聞こえます

シンシンと降る時シーンと静まった夜、雪の降る音を聞こうと外に出て、寒い中じっとしていると聞こえる気がします。

雪の中笑い声が、振り向くとそこに???

「お父さん何やってるの」

雪国の道路事情

昭和40年代までは生活道路を確保するためにカンジキて道踏みです
除雪してある道まで100メートル 往復して始めて人が歩ける道が出来ます
一本の筋が生活道路であり私の小学校の通学道でも有りました
道踏み当番があり看板みたいのが回ってきて踏み終わると次の家に持って行った記憶があります
向こうから人が歩いてくると脇に足で踏み固めた待機場所を確保しないとすれちがえません
晴れの日などお母さん方は顔が雪焼けするのも構わず道端会議に熱中です
子供達は一本道をすれ違う際、ありがとうございましたと御礼を言います
自然に挨拶が身に付きました
真っ白できれいな道なんですが所々黄色く穴が空いている所もありました
さてその穴はなんでしょう
現在の道路はというと村中いや農道さえアスファルト舗装され生活道路は完全無雪
消雪パイプが村中はり巡らされています
消雪パイプとは地下水をくみ上げ道路の真ん中から噴水の様に吹き出すパイプが埋め込まれている
ものです 最近は余りに地下水をくみ上げるので地盤沈下が問題になっています
隣の六日町では過去5年間の累積沈下が30センチちかく起り全国一だそうです
雪国には無くてはならない消雪パイプですが家が傾いては大変です
毎年大雪にならない事を祈っています

 

雪道の運転

長年雪国で運転をしていますので雪道の運転のコツを少々

・まずスピードは控えめ急ブレーキはもってのほか車間距離は十分にとる これらは基本中の基本。
ブレーキを踏まない様な運転をして下さい 。
タイヤはスタッドレス。無い人はチェーンを装着 。チェーンは必ず付け方を練習して下さい
慣れないと時間がかかりますので寒い目をするのは貴方ですから。
彼女とスキーに来るならなおさらです。彼女は早くボードやスキーに乗りたい、彼方はもたもたしてチェーン
ひとつ満足に付けられないはではカッコ悪いですよね。
新潟の雪があなたの彼女を怒らせたのでは雪がかわいそうです。
チェーンを装着する時にゴムで留める様になっていると思います(実は私チェーンを付けた事が数
回しかありません)このゴムが切れて車体をバタバタ擦って走っている車を良く見かけます。
そんな時の為に紐をトランクの中に入れておくと応急処置に便利です。
慣れていない人はジャッキでタイヤを浮かせて装着したほうがスムーズにつけられますよ。
駆動輪に装着して下さい。
手袋は忘れないで用意しておいた方が冷たくないです。
後 、傘も有った方がいいです。優しい彼女でしたら貴方が装着している時、濡れない様にさしてくれる
かもしれません。
・除雪車が通ったあとは雪が圧縮されているので注意が必要です結構滑ります。
雪の上を歩くプロの私でも転んでしまう事があります
・消雪パイプの有る道路では水がはねますので、歩行者に絶対、水をかけないで下さい
ナンバーを憶えられ訴えられますよ(そんな事は無いと思いますが、それくらい注意をはらって下さい)
・夜又は氷点下の日駐車する時は、サイドブレーキは引かない様に凍って走らなくなります。
ギヤーをバックに入れ、坂道でしたら必ず車止めをタイヤに噛ましておく事。
・朝フロントガラスが凍っていたら車内を暖めるか、急いでいる時は湯で溶かして視界を十分確保してから発車。
・車の屋根などに積もった雪を払う為に、洗車ブラシなど車を傷つけないで雪を払えるものも有った方
が便利です 。専用のブラシが販売されていて雪国の車の中には必ず入っています。
・燃料は普段以上に十分確保して走るように 。渋滞して燃料が切れると他の車に迷惑をかけるのは
もちろんですが寒くて凍えてしまいますよ。
・スコップも常備しておけば完璧 。

田舎のスキー場について

南魚沼郡内33箇所有るスキー場をホボ完全制覇している私がアドバイス

・ファミリーで楽しむならメジャーなスキー場よりその近くの小さい所の方が人は少ないし、斜面も
なだらかで安全です。 お昼など食事する時は小さい建物の所がいいかもしれません。
田舎のおじさん おばさん達が暖かく迎えてくれます 。
自家製の漬物 野沢菜 たくあんやら保存しておいた山菜など、田舎でしか食べられない物が有るかも?
小さい子供ずれなら畳が敷いて有ったりして、 お昼寝をさせてくれる所も有りますし。 お願いすれば
毛布も貸してくれますよ。
遠慮しないで頼んでみることです。
・スキーは結構体力を使いますので早目に切り上げ、温泉が有るスキー場でしたら汗を流してから
お帰り下さい
せっかくスキーに来たのだから一日券を使えるだけ滑ろうなんて考えず、冷えた体を温めてから帰って
下さい車内も汗臭くなりませんよ。
・早朝からリフトが動いているスキー場が多くなりましたが寝不足のまま滑るとケガの元
滑り始めに準備体操して滑って下さい。 スキー場で準備体操している人を殆ど見た事がないですね。
数人で準備体操していると オ オ オ この人達はスキーが上手いぞと見られますよ。
上手くない人は回りに人が居なくなってから動いて下さい。

くれぐれもケガの無いように楽しんで下さい。そした楽しい思い出をたくさん作って下さい。