トイレの話・・・00/2/3
2000年最初の話題がトイレと言うのは、いささか恐縮ですが(^^;;;

私は、さるサークル活動に参加している関係で方々の公共施設(公民館等)に出入りする機会が多いのですが。先日出掛けた「横須賀汐入総合福祉会館」のトイレは気に入った!(いいことなので実名入り)
どこが?かと言いますと、男子トイレに「おむつ交換用のテーブル」並びに「親子で入れる広めの個室」が設置されて居るからです。
この種の施設は従来「女子トイレ」に、と決まっていたものです。つまり子育て は「母親」の役目と言う考え方からです。
しかし、ここは父親が幼児・乳幼児を連れて外出する可能性を想定しているのです。

「父親の子育てへの参加」が叫ばれて久しい事ですが、実際問題それを支える体制と言うのは全くお寒い限りと言うのが現状です。
子育ては母親だけの義務では無い(特権であると女性がおっしゃるなら、話は別ですが)父親も子供を育てる義務・権利・能力(授乳/母乳はさすがに無理ですが)を持つと思います。
しかし現実が父親を子育てから遠ざけているのが現状と思います。(それを言い訳にしている人も、いらしゃる様でも、ありますが)せめて休日、子供を連れて外出したいと言う「おとうさん達」の為の設備だけで も、整えてあげて頂きたいと思います。


  失業率99/12/22
新聞を見ていると「失業率の上昇は社会にとって、必ずしも悪いことでは無い」と言う、コメントが出ていた。(もちろん本人にとっては重要な問題だが、とことわってあるが)

その論調を見ると
#失業率は求職者を分母としている
かつては失業をきっかけに、就業意欲を失う人が多かった。その人達の行き先はと言うと。例えば女性(既婚者)の場合そんまま家庭に入る、男性の場合家業を手伝うと言った形で直接的には生産に寄与しない様に なってしまう。しかし現在は意欲もあり、なおかつ実力は兼ね備えているが故に求職するわけであり、それは社会にとっては一種の含み益である、というわけだ。

しかし、それは「働かなければ、生活出来ない人達が増えた」と言う解釈にもなる。
つまり社会全体が「無駄」を許さない厳しいものとなったわけだ。そう言えば「窓際族」と言う言葉も最近 聞かなくなった。今は窓際に行く前に「リストラ」である。

すなわち社会全体が余裕を失いギスギスしたものとなってしまったのである。
それが本当に良いことなのであろうか?かつての日本社会は「怠け者を、おおらかに受け入れる余裕があったのに」今は「無能な働き者達が」もてはやされる、変な社会になってしまったのでは無いであろうか?
確か経済学の論理は「常に一定の失業者」の存在を「暗黙の了解」としている。
今、必要なのは「怠け者」の存在を「暗黙の了解」とする新しい「社会学」では無いであろうか。

それは「怠け者の」戯言かも知れないが。


  体調不良99/11/23
風邪が治らないと思っていたら、軽度の蓄膿症に罹っていた事が判明、しばらく医者通いが続きそうです。

私の場合鼻が弱くて毎年寒くなると鼻から風邪をひき、耳鼻科へと出掛けるのです。しかし従来は「あ!君また来たの?」て感じだったのが、今回は一目見て「ん!?これは!!」で、まず医者の目の輝きからして違う!
検査結果では、腫れそのものは酷いが、比較的表の方なので、入院だ!手術だ!と言った事態は避けられそうですが、処方される薬が強いやつとのことで副作用と言うか、一日中だるくてまったく閉口してしまいます。

しかし医者と言うのも、おもしろいひとですよねえ(^^)何故?
「あ!君また来たの?」の患者なら、通り一遍の処置だけして適当に薬を出して数千円、良いお客さんだと思うのですが・・・
やはり使命感と言うのか、重症者を相手にしたほうがファイトが沸くのでしょうか???

花粉症の方はお解りと思いますが「鼻はきついですね」頭ぼけるし、一日中だるくて、しかも寝込む程では 無いから仕事を休む訳にはいかない。
もっとも普段は「たまに入院でもして、ゆっくりしたい」なんて思っていても、いざとなれば「それは御勘弁を」ですから、人間とは勝手なものですな。


  この2ヶ月99/10/23
ふと、気がつくと2ヶ月も更新していない(汗

今年は、なんか知らないけど暑かったですねえ。10月の中旬までTシャツ一枚で平気で居られたのは記憶に無い事です。それだけにこの数日の急な冷え込みは堪える。なんかミンナ風邪ひいている。

金融界では3行統合・2行統合、損保でも3社統合と巨大資本が次々と登場しそうな勢いです。さて、業界再編成に独占体制の強化と()をつける諧謔は、私が古いタイプであるからでしょうか?
長銀の外資化、これを資金の流入と見るか、米巨大資本へ屈すると見るか、難しいところですね。まっ要は こちとらにまともな給料払ってくれれば、なにも文句は言うまい。

東海村の臨界事故は本当にヒヤリとしました。今本当に安全なのでしょうか?ところで政府その他の対応は甘いと言いますが。マスコミ(特に海外の)反応は過激ですね。「あの日本が」が、そんなに嬉しいのでしょうか?
チェルノブイリと並べて報道している向きもありますが。あちらは本格的原子炉事故、こちらは付属施設での事故ですよ。

SPEED解散発表、今秋最大の事件???
福田明日香の件もありましたが、十代の女の子にとって芸能界は仕事でなく、遊びに来るところ???
これに絡めて少し論じようかと思ったのですが。PB誌に先を越されてしまいました。(^^;;;


  1999.甲子園99/8/22
1999年の甲子園は「桐生第一高校」の優勝で幕を閉じました。群馬の野球ファンが夢見た歴史的瞬間をこの目で見る事が出来たと言うことで、少なからず「舞い上がって」おります。
とにもかくにも、これにおごること無く更なる精進を願います。特に西毛地区の(特に高崎)高校野球部諸君には、一層の奮起を期待します。次はこちらの番だ!
さて牧野会長の講評には「優勝候補を絞れない程の高レベル」とありました。この言葉はそのまま受け取りたいですね。低レベルに救われて、では、浮かばれない・・・いづれにせよ、今年は見た試合が少ない割に好試合が多いと感じた訳で各々の実力が拮抗した大会である事は事実でしょう。
印象に残ったのが「城東高校」ですね。同じ都立でも以前、国立高校が出場した時は対戦相手の名前を聞いた時点で「戦意喪失」した感がありましたが、城東ナインは強豪・智弁和歌山相手に全力でぶつかり、ひょとしたらひょとして・・・と思わす展開もありました。今回は結果は出せませんでしたが、今後につなげて頂きたいと思います。
さてロッテ山本監督ではないが、今日ばかりは「余韻に浸らせて下さい」私にしても自分のための戦いが日々続いているのです。明日の無い高校野球と違いトライ&エラーが許されてはいますが、この少年達の足下にも及ばないにしても明日に、いや今日に立ち向かって行きたいと思います。
  東芝暴言問題に関して99/7/21
かねてより話題になっていた東芝暴言問題であるが、7/20付け朝刊を見ると、東芝側の全面謝罪で幕を閉じたようである。
解説記事には「企業と個人の力関係変質」の見出しが踊っている。確かにインターネットを使って、無名の一個人が大企業相手に対当に争える可能性を示した点は多としよう。しかし釈然としないのは、大企業「東芝」が、自分の会社の従業員を護れなかった、と言う点である。
新聞には東芝側は「仮処分申請の撤回」そして「担当者の処分を検討」とあるが。その根拠が「東芝のサービス全体が悪いとは思っていない」の発言である。要するに担当者の「個人的責任」に全てを帰そうとしているのである。まあ、その男性の主張を鵜呑みにすれば、当該担当者の態度は、一企業人である私の目から見ても最低と言って差し支え無かろう。
しかし、この問題が顧客と担当者の個人対個人の問題となれば話は別である、ならば東芝側はまさに命を掛けても、自分の従業員を護るべきでは無かったのでは無いだろうか???
その男性は何を意図して一連のNET活動を行ったのかは解らない、しかし、もしそれが、このような「トガゲの尻尾切り」をような結末を意図していたと言うならば、私は賛同出来ない。
その男性が求めたのは、察するに「納得の行く説明と処置」であろうと思う。欲しいのは、何よりも「担当者」の謝罪と説明そして「正常に作動するビデオデッキ」であり、お偉いさんの儀礼では無いはずだ。そんな事で満足してはならない「あなた」は、更に東芝側に徹底した処置を要求する「権利」があると同時に、担当者の処分の撤回を求める「権利」があると思う。その二つの権利を充分行使してこそ「あなた」は本当の意味で大企業に勝ったと言えると思う。なぜなら個人は誰一人傷付かず唯一大企業のみが傷つくからである。
今後の展開を見守りたい。
  広告効果99/7/9
 ↓ にあるように、6月末にGEOCITIESにサーバーを確保、同時にHPの一部を組み直してそれを新サイト設立と称して一大キャンペーン(と言っても、あっちこっちの掲示板に宣伝文を書いて来ただけだが)を展開した訳だが。その効果はと言うと・・・?確かに当日(6月26日)のヒット数は飛躍的に延びた、しかし後が続かなかった(大方の予想通り・・・)
まあ要するに広告の効果は、その程度のものと言う事だ。商品そのものが、しっかりしていなければ売れないのだ!(と言うことを思い知らされた(^^;;;
確かに、その商品がどんなに素晴らしくても、それがそこにある事を知らなければ売る事は出来ないそれは事実だ。一方、ろくに宣伝をしなくても、口コミで噂が拡がり結果的に大ヒットに繋がるケースも枚挙にいとまがない。
まあ、つまり自分がやってるものこそが「その程度のもの」であったと言うのが今回のキャンペーンの総括 と言えよう。
ただし自分の名前で、それなりの動員を出来た事は多としたい「K E I」がNET上に於いてのブランドとして一部とは言え定着していることを確認出来たのは今回のキャンペーンにおける最大の収穫と言えよう。
  KEI=PARKリストラ計画99/7/1
#諮問=biglobe使用料値上げ(実質値下げ)に関する費用捻出について

#答申=ニフティー撤退により2k円節約出来る
考えられるデメリット
1、パソコン通信による情報収集
2、15hのアクセス時間
3、ニフティーメールのアカウント
4、10Mのサーバー
5、ニフティー提供掲示板
以上が考えられるが
1、パソ通の情報量は年々減少しておりインタネBBS。ML等により補完出来る
2、Bのアクセス時間が増えた結果15hのアクセス時間は実質影響無い
3、ニフティーメールは事実上休眠しており全く問題無い
4、Bのサーバー残量からして、集約は充分可能
5、最大の打撃となろう、但し代替サービスの確保は可能と思われる
よってニフティー撤退による、影響は少ないものと思える

新規に無償サーバーを確保しての、キャンペーン展開を提案する

#答申は原案通り裁可
と言うことでニフティーからは7月度を持って完全撤退(サーバーは6月中に撤退)
#提案についても裁可
新サーバーを確保してのキャンペーン展開を決定する


  映画とTVドラマ99/6/10
鉄道員(ぽっぽや)を見てきた。しかし、その内容についての感想はここでは語らない。 私は何時の頃から映画は必ず2回以上見るようなった。なぜなら、その度に新しい発見が在るからだ。思わぬ所に打たれていた布石、当初理解出来なかった展開についての確認、ちょい役を演じているのが実は大物だったり・・・その他多数。
特におもしろいと思わなかった作品でも、この手の楽しみはある。
しかしTVドラマを、2回見る事は無い(基本的に不可能だが)ビデオで録画した場合でも2回以上見たいという欲求を感じることは少ない。
別に誰かさんの方が・・・と言うことを言いたい訳では無い、その瞬間に賭けるTVと繰り返しを前提とする 映画は、やはり似て非なるものと結論付けて見ることが出来るかも知れない。
そう言えば、過去の名作ドラマと言われるものの中には現在見ることの出来ない(消されてしまった)作品が数多いと聞く、使い回しの出来るビデオテープと一回切りの映画フィルムとでは、携わる者の取り組み方が、やはり違って来るのであろうか。
TVは日常の中の非日常=自宅で見る事が出来る。映画はそもそもが非日常な存在=映画館に出掛け金を払って見る(ビデオを買うとか、TV放映を気長に待つという手もあるが)。
色々比較してみたが、こちらとしては要するに楽しませてくれれば良いのである。それぞれの特色を生かして、よりよい作品を生み出して行って欲しいものだ。

#蛇足ながら「すずらん」と「鉄道員(ぽっぽや)」北海道・鉄道・炭坑の街・・・等、なんか共通点が多くて つい比べたくなってしまう。


  沖縄サミット99/5/1
オリンピックもかくやの争奪戦のすえ2000年サミットは沖縄に決まりました。さて沖縄の人には悪いが なぜ沖縄なのか?が解らない。(東京以外でと言うのは解るが)
もちろん沖縄ではいけない、などとは毛頭思っていませんが。あるいは、そう言う感想こそ偏見なのかもしれませんね(たぶん、そうでしょう)そして沖縄に決めたのが小渕君と言うのがまた複雑な心境です。(私は群馬の生まれ)私は群馬を背負って(別に期待をされてる訳ではありません、自分勝手な感傷です)神奈川に暮らしておる人間です。
そして沖縄もまた沖縄を背負っている訳です。
「天皇」より先に「合衆国大統領」が彼の地に足を踏み入れる、その事の意味を考えて見たい、またあらゆる日本人に考えて頂きたい。
  99選抜高校野球大会講評99/4/5
またまた野球の話です。
今大会は「沖縄尚学高校」が沖縄勢として、春夏通じての初優勝で幕を閉じました。
そもそもBEST4が初と聞いて「おや!?」と思ったものですが。春は気温の低さが沖縄勢にとって強敵だったとか?PLに勝った事自体、大金星ですが。それに満足せず、また慢心せず、ひたむきに取り組んだ故の勝利と言えましょう。さて夏の活躍は?(^^)
PLとすれば横浜に勝ち、平安に勝ち、もはや死角無し!と思いきや、そこに落とし穴があった!と言う事ですかね?。たぶんPLに勝てると思っている学校は全国でもそうはいないと思います。その捨て身の姿勢こそ最大の難敵でしょう。
さて今大会を通じて思った事ですが。
今大会ではパスボ−ル・ワイルドピッチが多発しました。高校野球でも、低めをつくピッチングが主流になりキャッチャ−への負担が高くなっていることは重々承知です。実際、私も草野球を楽しむ者としてキャッチャ−の御苦労には頭が下がります。しかし、これほど心残りな失点も無いと思います。全国のあらゆるキャッチャ−さん「捕まえ役」の名に恥じぬようキャッチング技術の向上を心がけて下さい。

#夏がある、やり直しが出来るこの余裕が選抜大会の妙です。


  セリ−グ開幕戦99/4/4
プロ野球セ=リ−グは99年度も無事開幕いたしました。
注目の、長嶋ジャイアンツVS野村タイガ−ス、第一戦は御承知の通りジャイアンツの勝利に終わりました。

「ここで問題です?」
「何を言いたいか?」この試合のヒ−ロ−は満塁ホ−ムランの高橋です。実際4月4日のスポ−ツ新聞一面は「高橋」一色です。しかし4月3日のスポ−ツニュ−スでは元木の、いわゆる「くせ者」ぶりについて、良し悪しに関わらず、さかんに言及してた事を思い出して下さい。
さて「日本経済新聞」のスポ−ツ欄を見ると「元木一振り、野村ID砕く」の見出しが!踊っていました。そして、日経紙としては、かなりの枠を割いて元木のプレ−を論評していました。(プレ−そのものはもちろん、その後に与えた影響等についても)
ところで前日(4月3日)の同紙夕刊連載記事には「ベテラン記者ほど、KO直前の一撃や、寄り切る寸前の投げを実質的な勝利の技と評価した」との一文が・・・
まさに「日経はスポ−ツを見る目も確かだぞ」と言わんばかりの紙面です。
これは、多分に偶然の成せる技でもありますが、何気なく布石をおいておき、ポイントで「あっ!」と言わせるあたり、「なかなか、やるのう」と、あっさり脱帽してしまいました。これは全体の連絡がスム−ズだからこそ、可能な事でもあります。
マスコミに限らず、普段カッコ良い事言っていながら「ポイントで外す」人を数多く見ているだけに、この有言実行は、多としたいと思います。