東北ブロック大会
 
第35回東北中学校ソフトテニス大会
 
                        期日 平成19年8月8日〜10日
                        場所 岩手県盛岡市太田テニスコート
 
 男子団体は昨年度全国大会で優勝した鶴岡1中の連覇成るかに注目が集まりました。対抗するのが宮城全中を控える宮城野中や地元岩手の黒石野中、萩荘中です。
 予選リーグ最も競ったのが鶴岡1中と萩荘中でした。萩荘中がエース山田を3番に回す作戦が成功し、3番勝負は萩荘中の3−2の3−1までリードするものの、ボール半分のアウトで、鶴岡1中の佐藤・大津組がファイナル勝ちで準決勝へ進みました。また、3つ巴の混戦を勝ち抜いた階上中(青森)と黒石野中(岩手)、郡山1中(福島)が準決勝へ。決勝は鶴岡1中と接戦を勝ち抜いた郡山1中の対戦となり、2−0で鶴岡1中が見事に2連覇を果たしました。
 
 女子団体は混戦であり、鶴岡3中、西郷1中、山王中、山形2中、見前中が優勝候補としてあがっていました。組み合わせにより、宮城全中を決めている志波姫中を初戦で破り勢いに乗る見前中が続く鶴岡3中、西郷1中と次々に破り2年連続決勝に進みました。逆ゾーンでは予選リーグで山王中と山形2中が対戦し、3番勝負0−2から山王中が見事に逆転勝ちをおさめ続く準決勝も富岡2中に勝ち決勝へ。決勝は疲れが出た見前中を元気がよく動き回る山王中が1年生前衛渡辺の活躍もあり初優勝、秋田県勢としては33年ぶりの優勝を飾りました。
 
 男子個人は宮城、青森、岩手の1位が早々と敗退する激戦となりました。その中で注目は昨年度2位の尾形・佐々木組(東北学院中)と山形1位の石塚・大津組(鶴岡1中)の試合で大接戦の末ファイナルで尾形・佐々木組が勝つと準決勝、決勝ともファイナルの接戦を制し初優勝を飾りました。2位には福島2位の伊藤・今野組(福島1中)が入りました。全国には地元宮城県勢が3組入り気を吐きました。
 
 女子個人は昨年度優勝した薄葉・大槻組(西郷1中)をどこが止めるかが焦点となりましたが、組み合わせにも恵まれ失ゲーム2と圧倒的な強さで、同一組による初の2連覇を果たしました。決勝には都道府県対抗個人3位の佐竹・齋藤組(松陵中)がはいり力のあるところを見せました。個人では福島県勢の1・2年生の頑張りが見られ、2組全国大会の切符を手に入れ、来年度以降の活躍が楽しみな結果となりました。
 
                               東北中体連  大津幸造