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ルールの達人
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概要 ■ゲームの流れ ■FAQ ■おまけ
概要
プレイヤーたちは同じテーブルでゲームを遊びますが、それぞれ違うルールに従って、目標を達成しようとします。なるべく多くのルールを達成するのがゲームの目的です。

ゲームの流れ
■カード
・このゲームは、5色1〜9までの数字カードと、5種類のルールカードを使って遊びます。
・各プレイヤーには、数字カード4枚とルールカード3枚が手札として配られます。


■ラウンドの流れ
・スタートプレイヤーから時計回りに、カードを1枚ずつ出していきます。
・数字カードとルールカードは、どちらを先に出してもかまいません。
・数字カードを出すときに制約はありませんが、ルールカードは既に他のプレイヤーが出したものは出すことができません(手札のルールカードがどれも出せない場合は、手札を公開した上で好きなルールカードを出すことができます)。
・カードを出したら、すぐに同じ種類のカードを表向きの場札から選んで補充します。


■ルール達成の判定
・1枚ずつカードを出す流れを2周行い、全員が数字カードとルールカードを1枚ずつ出したら判定を行います。
・各自、自分が出したルールカードの条件を満たしているか、確認します。
・条件を満たしていたら、自分が出したルールカードを得点として獲得します。


■5つのルール






■ゲームの終了・得点計算
・人数によって決められたラウンド数が終了したら、ゲーム終了です。
・獲得したルールカードは1枚1点、それ以外に、組み合わせによってボーナスが得られます。
・1枚1点の基本得点と、ボーナスを合計した得点が最も多いプレイヤーが勝者となります。

FAQ
Q.3、4人でプレイする際、"Support→"はダミープレイヤーを考慮するのでしょうか?
A.ダミープレイヤーは、1周後または2周後に数字カードを公開するので、最後のプレイヤーの左隣に座っているプレイヤーのように見えますが、ダミープレイヤーはルールカードを出しませんので、"Support→"の対象にはなりません。
右隣の「人間の」プレイヤーが、ルールを達成したかどうかで判断してください。

おまけ
制作秘話的な何か。

このゲームは、できれば「バカゲー」として捉えていただけると嬉しいです。
「Support→」とか、ゲーマーにとっては笑いどころだと思うのです。

数年前に考えていた「トライアスロン・カードゲーム」がこのゲームの原点です。
プレイヤー全員が最初は水泳からスタートして、水泳をクリアするプレイヤーが現れると、水泳プレイヤーと自転車プレイヤーという段階の違いが生まれて、それぞれ先に進むための判定方法が異なるんだけど、でも出したカードの判定にはそれぞれが関係してくる、というようなドタバタとした展開を目指して考え始めましたが、なかなか形になりません。

しばらく放置していたのですが、とあるゲーム会の呑み会で「一緒に遊んでいるプレイヤーがバーストとかトリックテイクとかバッティングとか、それぞれ別々の方向を目指して遊んでいたら、その状況は面白いんじゃないか?」という話が出まして、あ、そういう面白さが伝わるんだったら、寝かしておいたアイデアを掘り起こしてもいいかな、と思い直しました。

「トライアスロン」というテーマは無視して、テーマ的にアブストラクトにしたところ、とっかかりが出来たので、再着手となりました。

ルールの数は5つがいいだろうと、4つまでは考え付いたのですが、残り1つがどうしても思いつきません。苦心の末にゲームの神様から頂いたアイデアが、「Support→」というわけです。このゲームをインストする人は、ここがインスト時の笑いどころですから、絶対に噛まない様にしてくださいね。

5つのルールは、それぞれ影響しあっています。
大きい数字が出やすい"Best of the Bests"が出ると"Limit 23"は達成しにくくなる一方、"Trio"が狙いやすくなります。
"Trio"狙いがいれば、"Only One"が達成しやすくなったりもします。
どのルールも一人だけで狙うと大変なのですが、左隣のプレイヤーが"Support→"で助けてくれるかもしれません。全然頼りにならないことも多々ありますが……

そんなこんなで、あおり文句だけ見ると異端なゲームに見えるかもしれませんが、いざ作ってみると意外にまとまったゲームになりました。ゲームはシステムだ!というシステムフェチの方には、より一層楽しんでいただけるのではないかと自負してみたりみなかったり。

ということで、どうか一つよろしくお願いいたします。

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