患部をきれいな水でよく洗って、医院、病院が開いている場合はとにかく受診するのが安心です。
夜釣りでゴンズイに刺されることはよくあることで、応急処置をWebサイトで調べてみました。医学書院の「今日の治療指針」にも毒魚
に刺されたときの治療法は書いてないので専門でない町のお医者さんも対応に困られることがあるのではないかと想像しますが、とにかく
診て貰えればば受診することが一番です。
ゴンズイ、アイゴの毒はペプタイド(タンパク質の短くなったもの)で熱に弱いという記述が多いです。やけどしない程度の熱いお湯に患部
を浸けると痛みがやわらぐそうです。(浸けている間はいいが出すとまた痛むという記述もあった)。以下、私なりに対策をまとめてみ
ましたが、結果については責任を負えないので悪しからず願います。
深夜などで医院、病院が開いていない場合
1.刺された患部にトゲが残っていないことを確認し、きれいな水でよく洗う。
(汽水域の水は多くの有害細菌を含んでおり洗い流すことが必要です。)
2.お風呂の湯よりやや暖かめのお湯に患部を30分ほど浸す。
3.副腎皮質ホルモン、抗菌剤を含む軟膏(フルコートやテラコートリルなど)を塗る。
4.我慢できなければ、またお湯に浸ける。それでも駄目なら、抗ヒスタミン剤、プレドニゾロン錠(5mg)、鎮痛剤を服用
(簡単に手に入らないが花粉症の人はもっている可能性がある。なければ仕方ないから総合感冒薬で代用する)
(ご注意:血圧のひどく高い人は血圧を上げるのでプレドニゾロンは飲ま
ない方が良い。ピリン症の人は風邪薬は飲んではいけません。また、腎臓障害のある人
は医師に相談なく薬を服用してはいけません。)
5.翌日必ずかかりつけ医(ホームドクター)にみてもらい飲んだ薬のことを話すこと。
毒魚に刺されて患部が壊死した例もあるそうですから異常を感じたら専門の人にみてもらうのが肝要です。