TOURIST − 台北2002年4月
こんなものを食べた(2)


というわけで、「台北でこんなものを食べた」の続きです。
価格の「元」は、新台湾ドル。滞在時のレートは1元=約3.9円でした。


「梅花廰」(4月21日朝、香港式お粥)
仲間4名、今度は朝食に広東式お粥が食べたいということで、比較的朝早くから開いている兄弟大飯店の広東料理レストラン「梅花廰」へ。


(A)

(B)


(C)

(A)左=海老シュウマイ。右=魚肉の肉団子だったかな、たしか。
(B)青菜炒めのしいたけあんかけ、だったと思う。
(C)スライスした白身魚のお粥。輪切りの油条、刻んだレタス、千切りしょうがも入っている。「粤菜(広東料理)」をひいきにしている私としては、「台湾 vs 香港 粥対決」は香港に軍配が上がるかなぁ。



「東一排骨大王」(4月21日昼、麺類)
午前中に空港へ向かったSさんを除くTさん、Oさん、私の3名で軽く麺類でも、ということで西門近くの「東一排骨大王」へ。排骨麺のどこか軽いんだ、というツッコミはあえて受け入れる。

汁そばと揚げた排骨が別々に出てきた。予想より量が多い。朝食をしっかり取ったためさほど空腹感がなく、食べきれずに残してしまった。揚げた排骨の味付けはちょっと甘かったかな。

ちなみにこの「東一排骨大王」という店、内装がちょっと風変わりだ。さすがに気が引けて写真には撮れなかったけれど。昼間にしては店内がやや薄暗く、照明やインテリアを総合すると「古くて安っぽいスナック」、でもテーブルと椅子の置き方はファミレスっぽい。




「雪王冰淇淋」(4月21日昼、アイスクリーム)
「東一排骨大王」から歩いてすぐのところに、こちらもガイドブックでは有名なアイスクリームの店「雪王冰淇淋」がある。おまえ腹いっぱいなんだろう、というツッコミはあえて受け入れる。なんたってベツバラ

50種類以上の味があるので、どれをオーダーしていいか迷ってしまう。で、3名でオーダーしたのがこの画像。左、白い中にオレンジの粒が見えるのは水蜜桃のアイスクリーム。奥の紫色のがブルーベリー。右下の黄色いアイスクリームはマンゴー味で、私がオーダーしたもの。果肉の味がしっかり感じられてよかった。もちろんベツバラは食べきる。意地でも残さない。



「竹里館」(4月21日午後、茶芸)

Tさん、Oさんが午後空港に向かった後、旧友で台湾在住のKさんと再会。茶芸の店「竹里館」でお茶を楽しむことにした。

この日は日中30℃を超える蒸し暑い晴天だったので、MRTの中山国中駅から数分歩いて店に着いた頃はのどがカラカラになっていた。
店内は、「いかにも中華風」という感じはなく、どちらかというと「コーヒーや紅茶ではなく中国茶を出す喫茶店」的な内装。スタッフも普段着にエプロンといういでたちだ。

メニューを見てしばし悩んだのち、いちばん高価格なお茶にお菓子がついているセットをオーダー。お茶の名前は、メモしなかったのでうろ覚えだが、確か「阿里山金萱茶」とか何とかだったと思う。香りも口当たりもよいお茶で、出がらしになるまでどんどん飲んでしまった。

下の左の画像は、茶器の一部を写したもの。左の壺は、不要なお湯や使い切った茶葉を捨てるもの。その右が小さなコンロとやかんで、いつもぐらぐらに沸いたお湯が注げるようになっている。中央の白地に青い模様の小さい器は、ここにお茶を注いで香りをかぐためのもの。右の灰色の器は、機能的には日本酒の徳利にほぼ同じ。後ろの急須からまずここにお茶を淹れ、さらにこの灰色の器からめいめいの茶碗(この画像には写っていません)に注ぐ。

お菓子は、一口大であっさりした生菓子が3、4種類盛り合わせになっていたのだが、撮影をすっかり忘れてさっさと平らげたので画像はなし。そして下の右の画像は、Kさんのお薦めで別注文した「黒糯米(黒いもち米)」を使った生菓子。直径は4、5cmくらい、外側は「黒糯米」で覆われていて、中に甘さをごく控えめにした小豆餡が入っている。口に入れると玄米に似た香りがあり、けっこう気に入った。



「度小月」(4月21日夜、麺類)

「竹里館」でお茶をかなり飲み、ほとんど満腹に近い状態のままだったが、ひきつづきKさんと「台南担仔麺(台南ターミー)」の有名どころである「度小月」にやってきた。MRT忠孝敦化駅から徒歩数分、明曜百貨店の裏にある。

決して広くない店内の一角に、左の画像のとおり「担仔麺」等の材料が置いてあり、注文したいものをここにいる人(画像左端)に告げて作ってもらうシステム。
画像上方の大きな円形の金属製の容器に入っている黄色いのが麺、手前の白いのがビーフン。注文の際は麺とビーフンが選べる。麺の右の白い長方形のビロビロしたのは何だろう? 画像左下に並んでいるのがスープや具の類。

右の画像は「担仔麺」2人前に煮卵と肉団子各1をプラスしたもの。日本のラーメンよりはあっさりめのスープに、しっかり味のついたひき肉。「それ食え、どんどん食え」という信号が脳に送られてくる。量はさほど多くないので、お茶で満腹状態だったはずだったのだが全て残さずいただいた。



「聖娜多堡」(4月22日朝、パン)
帰国の日。仲間は皆先に帰ったので1人ホテルの部屋で朝食をとる。画像は、宿の最寄駅MRT民権西路駅のそばにある「聖娜多堡」というパン屋で前日に買っておいたパン。左のパンは日本でいう「メロンパン」だが、台湾や香港では「菠蘿麺包(パイナップルパン)」と呼ばれている。別にパイナップルの味はしないから、外見からそう呼ばれているのだと思う。右は私の好物「葡式蛋撻(ポルトガル風エッグタルト)」。ポルトガル風でも、飲茶の点心風でも、とにかく蛋撻は好きである。プリンとカスタードクリームの中間のような味わい。エッグタルト、こんなにおいしいのに、なぜ日本では一過性のブームで終わってしまったのだろう。



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YAKO, Kimie(C)2002