回天、特攻関連の出版物



「回天」 − 命の尊さを語りかける、南溟の海に散った若者たちの真実 (ザメディアジョン)

−60数年前、この国には 己の命をかけて愛する人を、祖国を守ろうとした若者たちがいた−


 太平洋戦争末期、窮地に追い込まれた祖国を守るため、自らの命をかけて人間魚雷 回天とともに遥かなる海に散った若き特攻隊員たち。
 迫り来る敵を前にした彼らにとって、回天は愛する人や故郷を守るために残された、ただひとつの道であった。

 特攻回天戦 回天特攻隊隊長の回想 (小灘利春・前全国回天会会長, 片岡紀明著/光人社)


 『回天の群像』 著作:宮本雅史/角川学芸出版 ・・「17歳から27歳の隊員は、何に命を捧げたか」 


 特攻 最後の証言 (同制作委員会/アスペクト)
出版社/著者からの内容紹介より
 本書では8人の元特攻隊員が、その当時の状況を率直に語ります。「『回天』は内部からハッチは開かない」など、誤ったイメージで語られがちな特攻ですが、「最後にこれだけは、この話だけは伝えたい」と高齢にもかかわらず取材に応じてくれました。当時の特攻隊の内部のこと、作戦のこと、兵器のこと、隊員たちの悩み、喜び、葛藤....。意図的に歪められてマスコミに伝わる重要証言など、今まで誰も耳にしたことのない話ばかりです。

 「回天」その青春群像―特攻潜航艇の男たち (上原光晴著/翔雲社)

 数ある従来の刊行物とは違って誇張、作為や歪曲がない。当時の雰囲気をそのままに、関係者が実物大の姿で目の前に浮かんでくる感じである。
 多数の回天関係者に直接インタビューを重ね、その丹念な努力が結実して多くの新事実を発掘し、開戦の背景から回天の開発に至る経緯、搭乗員の心情、戦闘の状況などをわかりやすく記述している。

               (書評: 小灘利春 元搭乗員・前全国回天会会長)

 戦士の肖像 (神立尚紀著/文春ネスコ, 文春文庫)

大西中将の「特攻の真意」
 「・・ここに信じてよいことが二つある。一つは、(中略)天皇陛下は、このことを聞かれたならば必ず戦争をやめろ、と仰せられるであろうこと、もう一つは、その結果が仮に、いかなる形の講和になろうとも、日本民族がまさに亡びんとする時に、身をもってこれを防いだ若者たちがいたという事実と、これをお聞きになって陛下自らの御心で戦を止めさせられたという歴史の残る限り、五百年後、千年後の世に、必ずや日本民族は再興するだろう、ということである。」 (角田和男 「特攻の真意」と慰霊の旅 より)

 敗戦 一九四五年春と夏 (左近允 尚敏著/光人社)

 日本と日本人へ問う。原爆投下は回避できたのか。そして原爆投下がなかったら…。
 ヤルタの密約、和平工作、原爆投下、ソ連の参戦、ポツダム宣言、無条件降伏。…敗戦の年の日本と連合国の事情を、内外の資料を駆使して解明する。


 回天 (回天刊行会発行/非売品)


 最後の海空戦 若き最前線指揮官たちの日米戦争 (片岡紀明著/光人社)


 「回天」 一特攻隊員の肖像 (編者:児玉辰春/高文研)


 特攻へのレクイエム (工藤雪枝著/中央公論社)


 零戦隊長 二○四空飛行隊長宮野善治郎の生涯 (神立尚紀著/光人社)


 戦争廃墟 (石本馨著/ミリオン出版)

 艦爆隊長の戦訓 (阿部善朗 ・真珠湾攻撃第二波 艦上爆撃隊長/光人社)