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前穂高岳 (2002年7月27日)

メンバー: L和田、和田さんの奥さん、稲垣、中谷、甲谷

 

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前穂頂上間近をのぼる中谷さんと稲垣さん

 

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前穂高頂上から涸沢岳と北穂高岳。白出のコルに穂高岳山荘も見えている。

 

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重太郎新道に咲いていたコバイケイソウ

 

天候:晴れ
タイム:上高地6時30分、岳沢ヒュッテ9時20分、カモシカのお立場10時15分、雷鳥の踊り場11時40分、紀美子平13時10分、前穂高頂上14時5分着/14時35分発、岳沢ヒュッテ16時30分、上高地河童橋18時55分

 上高地に着き、まだ体を動かしていない状態では朝の空気の冷たさを一瞬感じる。しかし夏真っ盛りの晴天、河童橋を過ぎ、歩きはじめて5分もしないうちに汗が噴き出る。今回は一泊二日でゆとりのある(はずだった)計画なので、岳沢ヒュッテまでの途中、風穴と見晴らしの良いガレ場などで涼を取りながらゆっくりのぼる。

 岳沢ヒュッテに到着し、その上にあるキャンプ指定地に、男3人のねぐらになるテントを設営する。それから先は重太郎新道の急登だが、夜営道具の重さから解放された身には堪えることはない。
数箇所の鎖場を慎重に越え、見晴らしも良くなってきたあたりで、
カモシカのお立場に到着。ここで和田さんと奥さんは暫し休憩の後、岳沢へ戻ることとし、残り3名で前穂頂上へ向かう。
カンカン照りと急登そして鎖場を慎重ながらも順調にすすむ。紀美子平直下の鎖場には、以前にはなかった直径10センチくらいの穴ぼこがほぼ等間隔で岩盤に空けられ、初心者でも安全に登下降出来るよう施されていた。

 疲れたのでここまで(紀美子平)のぼれば満足という稲垣さん。あと30分で前穂頂上ですから行きましょうという中谷さん。その励ましに応えて待望の前穂頂上へ到達した稲垣さんは、紀美子平での疲れたそぶりが嘘のように広い頂上を走り回り東西南北眼下の景色を眺め感激した様子。

 頂上で30分間涼み、下山。くだるにしたがいまた、暑さが戻って来る。先に岳沢ヒュッテへ戻っているといった和田さんと奥さんだったが、我々が頂上を往復する間、カモシカのお立場でずうっと待っていてくれて、さらにその上まで出迎えにまできてくれた。

 一泊二日の予定で岳沢ヒュッテへテントまで設営したが、このペースであれば明るいうちに上高地までくだれるし、8月中は釜トンネルの通行は夜8時までOKとのことで、急遽テントを撤収し下山する。

 重太郎新道から前穂を一日で往復するというハードな行動だったが、和田さんの奥さんと、稲垣さんの終始しっかりとた足取りは、ご立派。

 

 

 

 

 

 

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