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南アルプス 仙丈ケ岳 (2003年3月22〜23日)

メンバー: L中谷、西名、國保、甲谷

3月22日
天候:晴れのち曇り
タイム:戸台川駐車場8:00−−丹渓山荘10:30−−大平山荘12:15−−北沢峠13:00−−小仙丈尾根2合目付近14:00(C)

甲斐駒岳。小仙丈岳から

仙丈ケ岳頂上から登路をふりかえる。

小仙丈岳から小仙丈カール越に仙丈ケ岳方面。純白の小仙丈カールが印象的だった。

 前夜AM2:30、戸台川の駐車場に到着後仮眠し8時に出発。駐車場付近の河原には全くといって良いほど雪はない。もうこの山間も春の雰囲気であった。しかし、1時間も河原を歩くと、雪景色に変わり、むしろ3月下旬にしては雪が多いのではないかとさえ思う。

 3連休の後半ということもあり、先行のトレースが、期待以上にしっかりしていて楽をさせてもらう。そんなことで予定では北沢峠にテントを設営する予定だったが、もう少し先をのぼり小仙丈尾根2合目付近の樹林帯にテントを揚げ楽勝のうちに1日目の行動を終えた。

 テント設営後、西名さん持参の日本酒5合(900ml)で酒盛り、酩酊気分で19:00就寝。

 

3月23日
天候:晴れ
タイム:小仙丈尾根2合目付近5:00−−大滝の頭6:30−−小仙丈岳7:30−−仙丈ケ岳山頂8:30、9:00、9:30−−小仙丈岳10:15小仙丈尾根2合目付近11:30−−北沢峠11:20−−丹渓山荘13:00−−戸台15:15

 寝ているあいだ寒さを感じることもなく、全員熟睡できたようだ。3:00にかけた目覚ましの音で全員起床、このメンバーで目覚ましをかけたその時間にパット起き上がるのは珍しいことだ。いや、もしかしたらはじめてのことかも知れない。

 ヘッドランプをつけ行動開始、40分後尾根5合目付近で明るくなりヘッドランプをしまう。大滝の頭手前あたりから背後に甲斐駒、左手に北岳などが見え出す。期待とおりの晴天と、昨日同様、先行のトレースに助けられラッセルはゼロ。
登攀具を必要としない雪山に来るのも久しぶりなような気がする。そんなリラックスした気分で小仙丈岳で小休止、小仙丈岳からは純白の小仙丈岳カール越に目指す仙丈ケ岳山頂付近もしっかり望めた。

 朝方は少々風があったが小仙丈岳を過ぎたころよりほとんど無風。仙丈ケ岳山頂では30分近く休憩する。下山時にはさらに日も高くなり、ゴールデンウィークの山のような雰囲気であった。小仙丈岳でさらに小休止。それでも、山頂からテント設営地点までの所要時間は、わずか2時間でくだった。

 テントを早々に撤収し、のぼりに2時間以上かかった、八丁坂も1時間もかからない速さでくだり、このペースで行けば戸台川の駐車場まで14:00ころにはつけるのではと期待したが、河原の途中でスタミナ切れ。ヒラヒラ状態で駐車場へついたのは15:15分。

 

 

 

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