メンバー: 和田、中谷、國保、西名、甲谷
大遠見山手前あたりのテント設営地点で記念撮影
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テント設営地点から見た、鹿島槍のカクネ里。頂上は雲に隠れていて見ることができなかった。
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小遠見山をくだる。下に後続パーティーが登ってくるのが見える。
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一ノ背髪から見た小遠見山 |
12月27日
天候:吹雪
タイム:
スキー場のテレキャビンとリフトを乗り継いで地蔵の頭へ、出だしからワカンを着用。
一ノ背髪を越えたあたりで、先行の2パーティーに追いつき、中遠見まで交代でラッセルする。そのうちの2人組みのリーダー格の人ははかなり年配と思われたが、ラッセルのスピートと回数には目を見張るものがあり、相当のベテランであろうと思われた。しかも言葉を交わす中で偉ぶるところはなく、むしろさわやかさを感じさせる方だった。
2人組みは中遠見手前のコルにテントを設営し、スキーを履いた単独の人は次第に遅れ、我々の視界には入らなくなっていた。
もともと1泊2日で頂上往復できればもうけものというくらいののりで出かけた年末山行なので無理をするつもりはない。一応面目は保ったので中遠見を越え大遠見山はるか手前にテントを設営する。
夕方より風が強くなり、用足するのにテントから出るのも厄介なくらいの勢いだった。
12月28日
天候:晴れ
夜通し吹き荒れていた風も、朝7時ころには収まりほっとする。
天気が回復してからの遅い出発となる。昨晩、今日天候が悪ければそのままくだろうという話になったが、今日一日でこの地点から頂上を往復するのは絶対無理。天気よくなったがそれでもさっさと下山することにした。
下山準備をしていると、昨日中遠見手前のコルにテントを設営した2人組が登ってきて、「イヤーこんな遅くなってから登りはじめなんて、軟弱登山になっちゃいましたよ」とテレ笑いをしていた。
下山途中、小遠見山まではラッセルを強いられたが、以降登ってくる数パーティーのトレースに助けられ苦労することなくスキー客でにぎわう地蔵の頭へ到着した。
下山後、白馬駅そばにあるミミズクの湯に浸かり2003年最後の温泉行を楽しんだ。