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南アルプス 光岳(2005年11月5日)

メンバー:L和田、櫻井、國保、岸本、甲谷


天候:快晴(終日ほぼ無風)
タイム:易老渡発5:50、易老岳着9:45、光岳山頂着12:15、光岳山頂発13:00、易老岳着14:45、易老渡着18:00

光小屋手前のセンジケ原。右手のコブはイザルケ岳

 

光小屋から見えた聖岳

 

光石の上で

 

光小屋から

 

南アルプスのパノラマ。拡大画像(pdf)に記載の山座同定の確かさは自信ありません。

 前日仕事を早めに切り上げ20時神奈川海老名に集合。5名2台の車で遠山川林道の易老渡に着いたのは午前1時。夜空は満点の星。週間天気予報では11月5日当日は雨の予報。しかし予報が一日ずれたようで快晴。5時まで車中泊。

 ヘッデンをつけて行動開始。つり橋を渡るといきなりつづれ折の急登。そこをメンバー全員快調に飛ばす。行動を開始してから40分ほどでヘッデンをはずす。陽がさし明るくなりにしたがい梢のあいだから見える易老沢対岸斜面のところどころが紅葉が盛りだった。また、面平を越えたあたりから赤、黄色そして茶色の鮮やかな落ち葉を踏みながらのぼり。勾配も多少緩やかになる。急ぐ中にも晩秋深山の雰囲気に浸る。そんな中、易老岳着までの所要時間はコースガイドを一時間短縮。順調順調。

 易老岳で大休止後光岳を目指す、いままでののぼり一辺倒から、くだり道が三吉平まで結構長く続く。帰りのときののぼり返しがきつそう。それに南アルプスの主稜線を辿っているはずだが、沢筋を歩いているような感じで展望は悪い。

 易老岳を発ってから2時間くらいで展望の利いた静高平に出る。背後にはまさに深南部の盟主にふさわしい姿で聖岳が堂々とそびえている。ここまでくると高山へきた感がする。
ここ静高平とこれからほんの少しのあいだに広がるセンジケ原の木道を辿り光小屋をへて光岳山頂へ着いた。

 評判通り山頂からの展望はあまり良くない。むしろ少し戻り光小屋あたりからの眺めが絶好である。

山頂で大休止し、この光岳の名前の由来になっている光石(岩?)まで皆で足を伸ばすが、何の変哲もない岩であり少々興ざめの感がしないでもなかった。

 絶好の日和だが晩秋の日暮れは早い。くだりを急ぐ。案の定、三吉平から易老岳までののぼりで少々バテ気味。易老岳に着いたときにはホットした。そんな思いをしたのは私一人ではなくメンバーみな同じだったようだ。

 易老岳から易老渡までの登山道は朝のぼりはじめたときより、落ち葉の量が多くなったような気がする。ますます晩秋の雰囲気の中、面平を過ぎたあたりで日没、ヘッデンを灯し下山。急なくだりで少々ひざも笑い出したころに暗闇の易老渡へ無事到着。

 光岳。今年最後の夏山は最高のコンディションに恵まれメンバー一同、終始笑顔で通した一日であった。

 


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