補助錠について
各メーカーより防犯シリンダーが発売され、ピッキング対策として交換がずいぶんされてきています。
しかし防犯対策という点ではまだ一寸不安が残るところです。実際に防犯性の高いカギが設置された
ところでも泥棒にあっています。
一般に暴力破壊という手口でして、シリンダー破壊やドアをバールで抉じ開けるなのです。
現在充電ドリルなどの電動工具性能の向上は著しく、音も僅かしか出ませんし。
冬場ですと、コートの袖下に小型のバールを隠して犯行に及ぶようです
また、補助錠の設置位置は高い位置の方が、仮に泥棒が破壊に及んだとしても、力が入りにくくその効果を発揮します。
腰の当たりが一番力が入り成人男子でバールを使えば約1トンの力を加えることができますので
通常主錠がついている位置で1ロックでは、もともと危険なのです。
対策としては、補助錠の設置がベストです。
また最近ではバリアフリーの観点から主錠近くに設置することがあります。
この場合ハイセキュリティ補助錠がのぞましく。
通常の補助錠よりも、デッドボルトの突出寸法が長く。サムターンも大きいなど
使い勝手も良好で、現在の防犯事情にも適した商品といえるのではないでしょうか。
ドイツ製Zikon補助錠
また日本では引き戸が多いですが、ガラスが全面に入っているものが多く
ガラスを破壊されて中のトリガーを動かされてしまうといとも簡単に
錠前を開けられてしまうものが多いです。
そういうところには両面タイプの補助錠が理想ですが。外出時のカギの操作で
中のトリガーが固定されガラスを破壊して手をいれても、錠をあけられないものもあります。
ミラスター4700