せっかくハイグレードで高価な外国製などの錠前を選んでも、その錠前がお客様のドア・枠の形状・材質などに適合しなかったり、不適切な施工法による取付けなどで、肝心の取付強度が出ておらず、残念ながらその錠前がもつ本来の性能を生かしきっていない現場を見ることもあります。
取り付けの場所を考える
バール等での破壊を考えたら上の方に施工するのが望ましいです。
ポストなどの開口部がある扉は特にでしょう。
よくあるマンション扉です。
私はこのように取り付けてみました。
ドアスコープの高さくらいが理想ですね。
今のマンションの扉の表面の厚みは0・6ミリ程度と薄く、中に紙が詰まっている構造なので
マンション表面の材質厚み1ミリありません!
このようにアーマーのプレートと扉と補助錠本体をサンドイッチにすれば強度がでます。
受け側の加工処理ですが2つのタイプのやり方があります。
掘り込みストライクか箱受けという金具を取り付けるかですが、断然掘り込みの方が強度があります。
枠を鉄ドリルでモルタルをハンマドリルを使って処理します。
平受け金具をつけて完成
出っ張りもなくすっきり
1.鍵穴だけの丸座のものよりも、アーマーのプレートで施工してもらう。(ドアの強度の関係)
2.受け座は箱型の金具をネジ止めだけのものより、掘り込みしてカンヌキがかかるようにしてもらう。
3・取り付け位置は出来るだけ上の方へ。
粉塵吸引式ハンマードリル、100Vドリル、電動ヤスリ手早く施工します。
厚手の養生シートを引いて床も保護
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