秋の新種


新種なんかにゃ全然興味がない王様(28KB)
とある秋の日、王様がぐーすか昼寝をしている間に
領地内に新種が現れました


顔の小さい秋の新種(27KB)
その小さな顔をした新種はにゃあにゃあと泣きながら召使い達にまとわりつき
カリカリを差し出すとしっぽをたわしのようにふくらませながら食らいつき
気が付いたときにはきれいさっぱりと平らげて姿を消していました

その後、新種捜索隊と思われる人間の子供が現れ
ボケ〜っとしていた王様を見つけて言いました
「あ、大きいや」

顔のでかい旧種(35KB)
ふん、大きくて悪いか?

それ以来新種は姿を現していません
捜索隊に無事保護され、平和な生活に戻ったのでしょう

(召:王様、あの新種は女の子だったんですよ)
(王様:にゃに〜、なんでもっと早く教えてくれなかったんにゃあ・・・)

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