ある日突然、僕のお散歩コースに不思議な物体が現れた UFOらしきそいつはじぃっとしたままぴくりとも動かない だけど、ときどき風にふかれてぶっ飛んでいったりする 情けない奴だ ところがある日、そいつは僕に挨拶もしないままいなくなってしまった きっと地球征服をたくらんでいた宇宙人は 僕の賢さと強さと俊敏さにしっぽを巻いて逃げていったんだ ニャッヒッヒ!僕のおかげで地球は救われたんだにゃ〜 ああ、不敵な笑みが思わずこぼれる どこまでも勘違い猫のカマチャンであった