幻日環 
■ 平成18年8月20日 

「幻日」のページで、次のように書きました。

さらによく見ると、太陽、2つの幻日を通るように白い筋が伸びている。
この線をずっとたどっていくと、いつの間にか空を一周し元に戻った。
幻日環です。20年に1度ともいわれるほど、希にしか見ることができない。
私が幻日環の存在を知ったのは、塚本さんの「見上げてごらん空の雲」という児童書でした。
本屋でたまたま見つけて読んでみました。
塚本さんの雲の研究のことが小学生にわかりやすいように書かれていました。
その中に、東京で観察した幻日環の話が書かれていました。
魚眼レンズで撮影された幻日環は見事なものでした。
今までに暈や幻日は見たことはあっても、幻日環は見たことはありませんでした。
私もいつか幻日環を見てみたいと思っていました。
平成2年8月に上記の本を購入し、幻日環の存在を知ってから2年後の平成4年8月に
この現象に巡り会うことができました。
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それから、平成18年8月に私にとって2度目の幻日環に出会うことができました。
14年目の出来事でした。
当時は20年に1度と書きましたが、ちょっとだけ早めの出現となりました。
上記を改め、14年に1度の現象と書き直すことにいたします。
最近ではデジカメの撮影により以前よりは空の現象を記録ことが容易になり、
関心を持って見ることも多くなっているので、
5年に1度の現象となるように3度目の遭遇を楽しみに待つことにします。

 

幻日環 太陽を通り、空をぐるっと1周する白い線が見られる。これが幻日環である。太陽高度と同じ。
22°暈 よくみられる暈。
外接ハロ 上端接弧と下端接弧がつながって、外接ハロになっている。太陽高度が40度以上では、上端と下端がつながる、当日は、太陽高度約50°だったので、つながって現れた。
22°幻日 22°暈から少し離れた場所に幻日が現れている。太陽高度が0°の時は、22°暈と重なるが、高度50度だったため離れた場所に現れている。なお、太陽高度61度以上では、幻日は現れない。
120°幻日 うっすらとしているが、左右ともに現れている。
天頂環は太陽高度32度以下の時に、水平環は58度以上の時に現れる現象なので、今回は見られなかった。46°暈は見られなかった。
 






 それから5年後の平成23年に完全ではありませんが、幻日環(120°幻日)を観察することができました。
5年に1度の現象となりました。

■ 平成23年11月27日(日) 

久しぶりの暈です。
今回は、120°幻日が見えました。太陽と反対側の空を見ると、
白い輝点が見えます。うっすらと幻日環も見えます。
平成18年からちょうど5年目で見えました。完全ではないものの
幻日環(120°幻日)が見えたのでうれしいです。
そうすると、次に観察できるのは5年後になりそうですが、
もう少し早めに観察できるといいです。