雪のブナ林が見たくなったので、最も近場の赤林山に行って来ました。雪の時期 ならばどこでも歩けるだろうと云うことで、最も距離が短いだろうと思われる都 南つどいの森から登ることにしました。都南つどいの森はバンガローなどの施設 が整ったキャンプ場です。今でも営業しているらしくて、完全除雪されていまし た。バンガローは雪に埋もれていて使えませんけど。 つどいの森から赤林山への登山道はありません。山側に、バンガローに向かう道 が延びており、初めはその道を使いました。左の方の尾根を登っていけばよいの ですが、その尾根の上に出る斜面が急坂だったので、谷の中をさまよい歩いてし まいました。最初はスノーシューで歩いたのですが、固い雪の急斜面だと登りづ らいのです。そこで、アイゼン壺足に換えました。 尾根に出ると、日にちは経っていますが、誰かこの尾根を歩いた人がいるようで す。北側の少し伐採された場所からは、姫神山や真っ白な盛岡の町並みが眺めら れました。 その頃から少し太いブナが現れ始め、もう少し行くと本格的なブナ林となりまし た。期待していたほどのブナ林ではなかったようです。林床の雪も綺麗な状態と はいえませんので、今ひとつという感じでした。 斜面が急になる赤林山の真下までで、今日の行程は止めることにしました。この 辺りのブナがどうなっているかを見るのが目的ですので。 帰りはそのまま尾根を真っ直ぐ下ってみました。最後は痩せた急な道になりまし た。木の杭が立っている場所に分岐があったので、左に下って行くと、今朝入山 した場所に出ました。 かぬか平
日程 | 2006.2.25(土) |
山名 | 赤林山 |
地図 | 南昌山 |
山域 | 志波三山(岩手県盛岡市) |
コース | 都南つどいの森--2:30--赤林山直下--1:15--都南つどいの森 |