二ッ森は「新・分県登山ガイド 岩手県の山」ではじめて知りました。 R4の一戸から根反川沿いの道に入りますが、地形図を見ると、その道はR4と 並行に走り、跨いでいる橋や潜っている場所はありますが、接続している道は描 かれていません。現地でその場所を注意深く見ていると、接続した道がありまし たのでそこから入ることが出来ました。途中から右の未舗装の道に入ります。1 台がやっと通れるような道です。ガイドの登山口とある場所近くに来ると、道が 荒れてきたので、畑の手前のスペースに車を止めました。そこからは二ッ森の双 耳峰が目の前に見えます。 林道を登ってゆくと畑の奥に2軒の廃屋があって、その手前の木に「二ッ森登山 道」という木札が付いていました。ここの畑や水田はまだ現役として使われてい るので、車で通って耕しているのでしょう。車があるのでここに住む必要がない ということなのでしょう。 その廃屋より先は道が狭くなります。ずっと作業道を歩いて行きます。その作業 道は山を巻くように付いており、急な場所は全くありません。迷うような分岐点 もありません。 やがて、ススキの中に古い鳥居が現れます。そこが南峰への入口です。直ぐに三 角点と石の祠のある頂上に着きます。木に囲まれて展望は今一ですが、西に下が った場所の一部が開いていて少しの展望が得られます。 北峰へは先ほどの鳥居まで戻って、真っ直ぐ進みます。この道は、今の時期は枯 れ始めて良くなっていますが、草が茂っているときは苦労するかもしれません。 作業道は、南側からぐるりと北峰を巻いておりまして、そこから岩手山から西の 山々を見ることが出来ます。もう少し進めば、北の折爪岳まで見え、八甲田山も 見えました。 作業道を半周した場所にまた鳥居がありまして、そこが北峰の入口です。鳥居か ら急な道を登れば、赤い鳥居と小さな石の祠のある頂上に着きます。ガイドには 眺めがよいとありましたが、木に囲まれていて展望はありません。 かぬか平
日程 | 2006.11.19(日) |
山名 | 二ッ森(ふたつもり)621.3m |
地図 | 一戸 |
山域 | 北上高地北部(岩手県一戸町) |
コース | 駐車地--0:45--南峰--0:20--北峰--0:40--駐車地 |