８月に途中まで、BUNAさんと滝ノ上温泉から歩いたのですが、その先がどうなっ
ているのか気になってまた出かけました。このコースは２回、三ッ石から降りて
きたことがありますが、７年も前ですので、ブナはあった記憶があるのですが、
どのようなブナ林であったのか、思い出せません。

今日は、三ッ石山登山口にあるスペースに車を止めました。このコース、初めか
らブナはありますが、個性のあるブナ林ではありません。BUNAさんといったとこ
ろより先に、大きなブナがあったので計ってみたところ、約4.3mでした。


その先は、水の流れるぬかるんで急な道を経て、林道に飛び出しました。その先
は、ブナ大木が林立する見応えのある林になりました。登山道から藪の中５ｍ位
離れたところに、かなり大きなブナの大木を見つけました。その先もブナ林が続
きますが、下草が多くなってきます。

途中、右に分かれる道を見つけました。場所から行って、建設中止になった奥産
道の方と繋がっているのではないかと思われます。その上からは灌木となり、石
の急な登りとなります。振り返れば、烏帽子岳（乳頭山）が特異な姿で眺められ
ました。


再び傾斜が緩くなるとオオシラビソの林となります。木の間から、大松倉山や三
ッ石山が見え、下りになると水場を見送り、新装なった三ッ石山荘が見えてきま
す。小屋の周辺には数人の人がいました。湿原には、エゾオヤマリンドウやウメ
バチソウ、ミヤマアキノキリンソウなどが咲いていました。小屋の中央には立派
なストーブが置かれ、トイレも洋式になっていました。

今回の目的は、ブナの様子を見ることと、新しくなった小屋の様子を確認するこ
とですので、目的を果たしたわけですが、ついでですので三ッ石山に登ってみる

ことにしました。結構風がありました。雲もありますので、岩手山や秋田駒ヶ岳
の頂上は雲の中でした。
                                                                かぬか平