山伏山は前に泥湯温泉から高松岳と組み合わせて登りました。今回は秋ノ宮から
のコースです。
高倉沢林道の終点から登り始めます。登山口まで要所に道標があります。車は３
台ぐらい置けますが、水の流れているところがあります。

道上にも草の生えたちっと藪っぽい道を歩き始めると杉林になります。一部、細
いブナの混じった混合林の場所もありました。その先に進むと本格的なブナ林に
なりました。それも太い樹ばかりで、登山道沿いにある計りやすい大きな樹を計
ってみると、4.2-3mありました。そういう樹が１０本、いや２０本はありそうで

した。

やがて、ぶどう平と云うところに来て、そこからは屏風岳の稜線に向けての急登
となりました。稜線までブナ林でした。しかし、登るに従って木は低く細くなっ
てきますが。

稜線の上に出ると、東側の斜面がスパッと切れ落ちていますので眺めが良く、山
伏岳や高松岳、虎毛山などがよく見えます。そこから少し下ったところに道標が
あり、左に道がありました。しかし、そちらを示す道標はなく、旧道と思われま

す。そちらから行った方が近いと思いますが、道が荒れてしまったのかなと思い
ます。

一つピークを越すと、山伏岳の登りになります。何も遮るものがなく、後ろを振
り返れば屏風岳の姿が見えています。たどり着いた場所が山頂でした。絶好の展
望所で、鳥海山から神室連峰の山、栗駒山までよく見えました。
                                                                かぬか平