上明神山

 上明神山は盛岡から岩泉に抜けるR455の一番高い峠である早坂高原の北にあり
ます。北上高地の北部に位置します。この山へのコースガイドは少なくとも私の
知る範囲ではありません。

 この度、西洋カンジキ(スノーシュー)を手に入れたので、その試用を兼ねて
行って来ました。

早坂峠付近の白樺林  出発点は標高900mの早坂峠ですが、国道であれば、除雪はしますのでこういっ
た峠の近辺では雪遊びが出来ます。夏であれば峠の駐車場付近は、白樺林に囲ま
れた散策コースがあります。

 最近、この峠の茶屋でスノーモービルが試乗体験できる企画をやっていますの
で、途中でこんなのに遭遇したくないなと思いながら出発しました。

 最初からスノーシューをつけました。着けた感じは結構軽く、歩き方にも何の
こつもいりませんでした。ただ知らないで片方の足で片方のフレームを踏んづけ
ていると、おっととということになります。

案内板  夏であれば峠の盛岡側数百mのところから林道が北に向かって延びているので
すが、いまは雪のため閉鎖されています。駐車場からその林道に直接下りる道が
スノーモービルによって出来ていましたので、その道を利用して林道に出ました。

 林道の上に着けられたスノーモービルの跡をたどっていきます。暖かい日が続
いたので一部融け、それが今朝の冷え込みで固まった状態ですので、歩を進める
たびにがりがりと音が立ちます。

 途中、建物と案内板のあるところから、林道は尾根を巻くように進んでいるの
シナノキの大木 ですが、今日は快晴であるものの、非常に西風が強く、風をさけるため尾根通し
でなく、林道を進みました。林道を進むとすぐに周囲8.1mというシナノキの大木
がありました。

途中の大雪田  この辺りは牧場です。従って、草地ですので見通しは大変よく、一面に大雪田
が広がっています。林道を巻いて丘の上に来れば360度の展望です。ただ吹きっさ
らしの場所のため、強風がもろです。
 この辺はスノーモービルの練習場になっているらしく、縦横無尽にキャタピラ
の跡が走っています。ここで、スキーするのもいいかもしれませんが、今日は、
いったん融けて固まった雪と、強風で軽い雪が飛ばされていますので、条件は良
くありませんでした。途中のピークの上などは、草が出ていました。

山頂の標識  さて、上明神山はだだっ広いピークですので、山頂を探すのが一苦労です。雑
木林の中に、赤白の杭を見つけ、行ってみると山名を示す標識が木に取り付けら
れていました。
 周りはブナやダケカンバの林で、枯れていると言っても密度が濃く、展望は全
くありませんでした。しかし、風が林で遮られているせいか、静かな山頂でした。

 少し、山頂付近の林の中を散策してみることにしました。夏であれば藪で容易
に入り込めないところを今はどこでも歩き回れます。

 幸い帰りも、午前中に登り終えたせいか、スノーモービルには遭いませんでし
た。午後からお客が来るのでしょう。こんなよく晴れた日曜日に客がいないのだ
から、まだ一般には知られていないのでしょう。ついこないだ、地元の新聞にカ
ラー写真入りで紹介されたばかりなのですがね。

 次は、この先の三巣子岳まで足を延ばしたいなと思いました。

日程2000.3.5
山名上明神山(かみみょうじんやま)1118.2m
山域北上高地北部
コース早坂峠(7:30)---(8:40)上明神山〜付近散策(10:30)---(11:45)早坂峠