エドフ

 写真は神殿の第2塔門。さらにこの奥に、巨大なホルス神殿が続く。この神殿は、エジプトの中で最も保存状態が良いとされている。

 今まで見てきた神殿は屋根がなかったり柱が折れていたりと、完璧な建造物が少なかった。(まぁ、何千年も月日が流れているのだから当然といえば当然だが…)しかし、このホルス神殿、エジプトの中で最も保存状態が良いと言われているだけあって、かなりきれいに残っている。もちろん修復もしているのだが。相当大きな建物だが、柱はもちろん屋根もついていて、その中にはきちんとした部屋がいくつもある。

 ホルス神殿の塔門は、カルナック神殿のものに次ぐ大きさで、上の写真は第2塔門だが、第2といってもかなりの大きさ。よく今まで崩れなかったなぁ、と感心してしまう。

ホルス神殿の外側の壁。ずっと奥にある、高い壁が神殿の正面にある塔門になる。神殿の大きさがわかるだろうか。

 この神殿の北の回廊(上の写真の壁の内側)には、レリーフや文字がびっしりと並んでおり、その説明をガイドさんがしてくれたのだが、昔の物語って面白くて聞いていて飽きない。このホルス神殿とクルーズ船の往復には馬車を利用した。4人で乗って、1人2LEずつチップを払えばいい、と添乗員さんに言われたのでそれだけを素直に払った。乗り心地は良くないけど、もしエドフに行くことがあれば乗ってみては?


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