2005年3月、次男SはAPCC(アジア太平洋こども会議)から韓国に派遣されました。 |
訪問国 | 大韓民国 |
日程 | 2005年3月25日〜31日 |
ホームステイ | 2005年3月26日〜30日 |
ホームステイファミリー | Num Kung Chan Hun family |
3月25日 |
韓国団、出発です!1月から何度も研修会を行って結束を固めてきました。出発直前になって、竹島問題など、気になる話題も浮上してきましたが、子供たちの純粋な国際交流の気持ちは伝わるはずだ! |
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ソウルに到着し、まずは市内見学。 写真は、ソウルにある故宮(景福宮)威厳のある建物に、写真とりまくりーのSです。 この日はホテルに宿泊でした。 |
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3月26日 | 今日は、ホストファミリーとの対面です。 Num Kung Chan Hun君の一家です。中一のお兄ちゃんは、昨年APCCで福岡にホームステイに来ていたそうです。日本語も英語もあまり話せない一家だったそうですが、一体どうやって意思疎通を図っていたのでしょう??「なんとかなったよ。身振り手振りで」とのことでしたが、真相は藪の中・・・・・。 |
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3月27日 | Num Kung Chan Hun君です。後ろの風景は彼の自宅マンション。20階以上もある高層マンションでした。ソウルの都心部に近い地区はこういった高層マンションが多いそうです。 | ![]() |
3月29日 | Sが訪問したソウル市内の小学校。公立の小学校でしたが、帰国子女が多かったり教育熱心な家庭がわざわざ引っ越してきたりするほど人気のある小学校だったそうです。韓国の小学生とサッカーをして遊んだ、と言っていました。 | ![]() |
3月30日 | 帰国前日の夜、さよならパーティが開かれました。二人でヨーヨーを披露しているところです。韓国団に入って本当にヨーヨーがうまくなりました。 ホストファミリーとも今日でお別れ。みんな笑顔で別れようね、と明るく別れたそうです。あとで、涙がこぼれてきたー(S、談) |
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帰国してから、あまり細かいことは話さなかったSですが、いろんな体験をしてきたようです。「向こうで何を食べた?」と聞いたら、「うどん」と答えた慎悟。??と思っていたら、緊張からおなかが痛くなり、向こうのお母さんが消化のいいうどんを何回か作ってくださったようでした。 Sが一番、衝撃を受けたのはお風呂。ホームステイ中に湯船に使ったのは一回だけで、あとはタライで行水だったそうです。韓国では珍しくないようですが、うちは毎日しっかりバスタブにお湯を入ってゆっくり入る家なので、なんで???と不思議だったようです。水の使い方も少量で、大事に使っているらしく、「水が貴重な国なんだ〜」と彼なりに学習していました。帰国してからも、「韓国式入浴」とかいって、湯船には入るものの体を洗う時にお湯を無駄遣いしないように、注意して洗っていました。 帰国直後、元気のなかったSですが、理由は、帰国2日前にお金を全額落としたことに原因がありました。ほとんど、お土産も買えず、お母さんに怒られるか(怒んないよ・・・)と思っていたのか、みんなに買ってきてあげたかったものが買えなかったジレンマがあったようです。すべては彼の自己管理のなさにあったのですが、それも経験と思っていました。それでも、向こうのお母さんが大量のキムチと韓国海苔を持たせてくださり、本当にありがたい限りでした。 ところが!!帰国して3日後、片言の日本語の電話が一本。「私はNum Kung Chan Hun一家の友人です。Sがなくした財布が出てきました。ご近所の人が拾ってくれました。日本円が入っていたので、お宅に来ていた日本の子供さんが落としたのではないですか?と持ってきてくれました」というではありませんか!!もう、Sも私も感動の嵐!!です。早速2日後には、その財布は日本に届けられました。 出発前は、「竹島問題」などで、なにもこんな時期に韓国訪問しなくてもよかったんじゃないかなあ、なんて思っていましたが、親子ともどもいい経験ができたと思っています。メディアを通しての韓国を見ていると、「みんな日本が嫌いなのかなあ・・・」と不安に駆られましたが、それは本当に一面にすぎなかったんですね。当たり前のことなのかもしれませんが、やはり冷静な目で判断することが大事ですね。Sが触れた韓国は、親切で優しくて律儀で素敵な国でした。 「次に韓国行けるのは、やっぱり来年の春かな?」と言っているS。”おいおい、毎年いけるわけじゃないよ”と心で思っている母ですが、彼がまた海外に出て、異文化体験をしたいと感じてくれたことにほっと胸をなでおろしています。 |