[アニマル・トラッキング/足跡の巻]


[登山途中に見た動物達の足跡]
私は雪山へよく出かけますが、足跡を観察するのは雪山登山の楽しみの一つです。写真を撮るには、足跡は形が崩れていないものがいいのですが、雪が解けて不鮮明になったり、雪が積もり消されかかったりで、なかなかいい場面に出会いませんね。 下の写真も、今後、いいのが撮れたら差し替えていきたいと思っています。
もし私の同定が間違っていたら、ご指導よろしくお願いいたします。


写真は5枚あります(5秒で入れ替わり)



<リス>

リス(岐阜県大野郡久々野町の六郎洞山)
小さな足跡が突然雪の上に現れ驚くが、カラマツから飛び降りたリスのものとわかり納得。身を守るためだろうが、小動物達の足跡は、突然、忍者のごとく現れたり、消えることもある。その状況を想像してみるのも大変楽しいものである。
ウサギと同じように、前の大きな2つが後足で、後ろの小さな2つが前足である。




<ノウサギ>

ウサギ(高山市の鍋山)
スキ−場でリフトに乗っていると、雪の山肌に点々とウサギの足跡が見られますね。ところでウサギの足跡、どちらが前足、後足? 私が今まで思っていたのは間違いでした。下の縦2つが前足で、上の横2つが後足です。まず、前足で着地して、跳び箱の要領で、後ろ足が前の位置に着地します。写真を見てウサギの動きを考えて下さい。
ウサギの跳躍距離ってすごいですね。私の測った最高記録は、後足での飛び地点から、前足で着地の地点までの距離は3mでした。この跳躍力で、自分に危害を加える害獣から身を守るため、足跡の行方が分からぬようにするのでしょう。




<カモシカ>

カモシカ(岐阜県加茂郡白川町の箱岩山)
カモシカはチャンスに恵まれないと、なかなか出会えないが、国道41号の道の駅「なぎさ」には剥製が置いてあるから、関心のある方は見て下さい。
この写真の足跡は、イノシシにある副蹄がないし、地域からして偶蹄類のカモシカと思います。




<ヤマドリ>

ヤマドリ(岐阜県郡上郡和良村の市島)
市島は標高1082mの山なので、高いところに棲むヤマドリの足跡と思われる、足跡の終わったところは、飛び立ったところでもあるので、羽形が残っていれば足跡と一緒にカメラに収めたい。次の観察課題である。



<キツネ>

キツネ(高山市/大野郡朝日村の牛首山)
雪の固さを確かめるためにツボ足で歩いていると、 向こうからキツネがとぼとぼ歩いて来るではありませんか。雪面が柔らかいため私の足音が聞こえなかったのでしょう。 キツネは私に気づいてギョッとして立ち止まりました。カメラを取り出そうとした瞬間、キツネは向きを変え、斜面を駆け上がって姿を隠してしまいました。ウサギの足跡もあったので、ウサギ狩りをしていたのでしょう。残していった足跡は同定に役に立ちました。



<テン>

テン(高山市/大野郡朝日村の牛首山)
私に気づいてかどうか分からないが、急いで斜面を駆け上がった感じが足跡に出ている。前足を2つ着地した後に、後足2つが前足と同じところに着地しているようである。間隔は約70p。



<イノシシ>

イノシシ(岐阜県大野郡白鳥町の熊ケ岳)
偶蹄類の動物で2つに割れた蹄を持っている。また、雪の上では小さな副蹄が残っているからわかりやすい。この副蹄がシカと見分けるポイントである。歩幅は短足なので、40〜55pくらいで、シカの半分くらいである。

この写真のイノシシは 足を十分上げて歩いていないので 途中に 蹄の線がついています。高齢のイノシシなのでしょうか。




<足跡いろいろ>

テン(かわいスキ−場)
キツネ(かわいスキ−場)

テン(数河高原)
タヌキ(数河高原)

***鳥(渚山)
キツネ(高山市錦山)

カモシカ(烏帽子岳)
ウサギ(六郎洞山)
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