No.179
since I retired
えぼしだけ
1625.3m
岐阜県郡上郡明宝村/荘川村


ブナの木に生えた真っ白なキノコ

2002年3月12日(火) 天候出発時晴れ。
登山口:国道156号の郡上八幡から吉田川沿いの国道472号を遡り、めいほうスキ−場に入る。第一、第二スクァッド2本乗り継いだ終点が出発点である。/
メンバ−:単独
※第一、第二スクァッドはそれぞれ700円で、計1400円かかりました。
 
 
[行程およびタイム]

出発点−−(2時間50分)−−烏帽子岳−−
−−(2時間40分)−−出発点

リフト終点の係りの人に、今日の登山予定を話してから出発しました。

めいほうスキ−場は、平日にもかかわらずスノ−ボ−ダ−の車が沢山ありました。大学生が春休みを利用して来ているのでしょう。8:00に始発の第一スクァッドに乗り、第二スクァッドに乗り継いで、リフト終点を8:30に出発しました。

稜線に上がると平坦な緩斜面が続き、さすが国有林、絶好の山スキ−樹林散歩になりました。尾根続きの遙か向こうには、烏帽子岳が見えますが、ワ−あんなに遠いところにあるのか、と身が引き締まる思いがしました。ここからは烏帽子と思われるような、尖った感じはありません。多分、南の方にそのように見える地域があるのでしょう。

履き慣れていない山スキ−での長距離は、まだ自信が持てないので、オサンババとの分岐あたりにスキ−をデポし、歩いて向かうことにしました。稜線からは見慣れた白山連峰の山々、北アルプスの嶺峰が見えますが、時は春、霞んで見えます。しかし、向かいの鷲ケ岳は、先週登った白尾山からの稜線と共に、大きくどっしりと見えました。

ブナ林
稜線からの鷲ケ岳

この稜線コ−スはピ−クがいくつもあるので、アップダウンで斜面の様子が変わり、陽当たりの関係で雪質も変わりました。固くて踵が立たない斜面ではアイゼンを着装しましたが、そのまま陽当たりのよいところを歩くと、プラスチックの板が附いているにもかかわらず、雪ダンゴが附いて歩行困難になりました。結局はワックスをこってり塗ったワカンに履き替えて事なきを得ました。

無雪期にはネマガリタケが生い茂ると思われる稜線も、今は白一色の天井回廊です。ブナ林ではキツツキの開けた穴、初めて見る白いキノコ、巻き付いた蔓などを観察しました。固い雪面のカモシカ、リスの足跡は、いつも見かけるのと違って新鮮な模様を見せていました。

ようやく到達した頂上は、広くて長細い尾根の上にあり、ブナの木がまわりを取り囲んではいますが、樹間から眺望はありました。特に、先週スリルを味わった、白尾山と鷲ケ岳の間のヤセ尾根と急下りの斜面のところは、こちらから鳥瞰されて、あらためて緊張が走りました。三角点は雪の下、白一色の世界に立てた幸せを心に深く刻み、一礼して山を下りました。

頂上からの白尾山(左端)
ブナ林の頂上



帰りは登りと同じコ−スを下りました。


余談・・・めいほうスキ−場からこの山に登ったという情報には接していませんが、飛騨山岳会の方が、冬期に山スキ−で、一色国際スキ−場からオサンババ、烏帽子岳、鷲ケ岳をぐるりと一周されたことをHPで知り、一部分なら私でもできそうと感じ、2.5万図を広げて計画を立てました。雪は締まっていたし、最高の山行きができました。

余談・・・オサンババは等高線の間隔が大きく、山スキ−向きのブナ山なので、帰りに時間があれば登ってみたいと思っていましたが、予定より遅れたので次回にやることにしました。スキ−場は間もなくシ−ズンオフになるし、雪の状態からして、ここ1週間がやま場でしょう。

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