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2002年5月21日(火) 天候出発時晴れ。
登山口:美濃市の美濃洞戸線から片知渓谷方面に進み、口板山の板山神社の横の坂道を真っ直ぐ登り切ったところが登山口である。数台駐車のゆとり有り/トイレ無し。
メンバ−:単独
[行程およびタイム]
登山口−−(45分)−−トチノキ大木−−(1時間10分)−−岩屋観音堂−−(50分)−−片知山−−(1時間)−−車道(A地点)−−(MTB30分/歩き10分)−−登山口
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今日の帰りのコ−スの中には、長い車道があるので、ここはマウンテンバイク(MTB)でやり過ごそうと、まずA地点(地図の左上)にMTBを置き、車で登山口まで戻りました。
道路の膨らみに駐車し、支度を済ませ、林道の中を進みました。林道脇にひっそりとたたずむ石地蔵さんがまず目に入りました。石垣の水田跡にはスギの木が育っていますが、この辺りではよく見かける風景です。すぐ林道終点になり、あとは登山道です。
涼しげな薄紫のコアジサイを楽しみ、白く塗られた簡易鉄橋を渡ると、、谷川に沿って緩やかな登山道が上にのびていました。岩間を下る水音は谷間に響いています。登山道の高い位置から、ず−っと下に見える白い水飛沫を眺めながら歩いていると、下のせせらぎまで行ってみたい衝動に駆られます。
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| ヒノキ林の中の登山道 | 谷川を下に見ながら |
この登山道の中でひときわ目立つのはトチノキの大木でしょう。幹まわり4〜5mはあるこの老木は、木肌は上のトップ写真のようにすごく、まさにこの山の主の風格です。木肌の模様の中に、仏さんが何体か見えるような気がしませんか。傍らの大岩の上の石地蔵さんは、この木の成長をず−と昔から見守っているかの如くたたずんでいました。
やがて急なジグザグ登山道になりました。脇にある石地蔵さんの間隔が急に小さくなり、一つ一つ観察しながら登るうちに、いろんな地蔵さんがあることが分かりました。つぎはどんな地蔵さんだろうと期待しながら登るので、この急登りも苦になりませんでした。登り切ると大岩があり、庇のようになった岩の下には、岩屋観音堂が建立されており、側には岐阜県指定重要文化財「円空作十一面観音薬師如来像」の標柱がありました。
円空さんは、こんな高い所にまで木彫りの像を納められたのかと、畏敬の念を持つと同時に、仏像を拝見してみたいと思いましたが、お堂には鍵がかかっていました。しかし、今の時代では円空仏は、信仰の対象というより重要な文化財ですから、里に下って、しかるべき所に大切に保管されていることでしょう。お堂の前は展望が開けており、麓の谷間から美濃市の方向までが一望できました。
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| 石地蔵さん | 岩屋観音堂 |
お堂を大きく右から回り登ると主尾根になりました。樹木のため展望はほとんどありませんが、緩急交互の快適な尾根道でした。背の低いミヤコザサの中の登山道ですが、ときには大岩の間を登るような所もあり、登山気分が昂揚しました。初夏のような強い陽差しも、木々の緑に遮られて涼しく感じられました。空がパッと明るくなると片知山の頂上でした。ピンクのタニウツギのお出迎えは、うれしかったですね。
頂上には三等三角点。ちょっとした広場になっていますが、草ぼうぼうでした。東側だけは少々ですが切り開かれており、多分、天候のいい日には御嶽山が望まれることでしょう。
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| 頂上の三角点 | のどかな頂上風景 |
帰りは瓢ケ岳方向に下り、最初の小ピ−クの分岐を左折し、尾根筋を下りました。
10分くらいで左へのトラバ−スになり、すぐに谷川沿いの下りになりました。この谷沿いの道には花が多く、すでに花の時期は終わっていましたが、ユキザサ、マイズルソウ、エンレイソウ、ツクバネソウ、チゴユリなどの葉っぱが見られました。ただ、フタリシズカだけは真っ盛りでした。
下りきったところの車道(A地点)には「瓢ケ岳登山道」なる小さな標識があります。ここに登山前、MTBを配置して置いたので、下の板山神社までサイクリングで下りました。神社前にMTBをデポし、自動車のある登山口まで、急な坂道をテクテク歩いて上りました。
余談・・・今回のようにMTBを利用すると楽ですが、車道は下りばかりなので、ブレ−キをかけっぱなしにしなければなりませんでした。自動車と違い、エンジンブレ−キというわけにはいきませんから、スピ−ドは押さえ、ブレ−キゴムの状態に気を使いながら下りました。
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