2002年5月9日(木) 天候出発時晴れ。
登山口:岐阜県大野郡朝日村「あさひの森」
久々野町の国道41号から飛騨川沿いの久々野−朝日線に進み、国道361号に入って「上ケ見」で左折し、あさひの森、カクレハ高原方面に進む。左側に写真のような石碑があるところが登山口である。道路を挟んで、石碑に面して大駐車場とトイレがある。
メンバ−:単独
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[行程およびタイム]
大駐車場登山口−−(1時間20分)−−展望所 −−(30分)−−分岐−−(20分)−−六方山
−−(1時間)−−林道登山口−−(30分)−−岳見台
−−(20分)−−登山口
※この登山道は2.5万図には載っていません。
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この大駐車場の下には二又川の清流が滔々と流れていて、この駐車場を起点にして川に沿って散策コ−スが設けられています。そして、上流にはカクレハキャンプ場があります。立派なコ−ス案内板がありましたが、剥げてしまって何が書いてあるのか分かりませんでした。
支度をすませ出発。石碑の裏側の道を登るとすぐに「山の神広場」に出ました。サクラが満開で芝生がきれいな公園でした。道なりに真っ直ぐ進むと、公園上部に小さな「六方山登山道」の道標がありました。
登山道はしっかりと整備され、中腹までほとんどが間伐材で作った土止め階段でした。登山道には階段がない方が歩きやすいのですが、段差は少なくしてあるので楽に登れました。道路脇のチゴユリ、ニシキゴロモ、ワラビ、ドウダンツツジ、シャクナゲ、ヤマツツジなどを楽しみながら登りましたが、特に、高い山でなければ見られないシラカバは、最高の登山気分にさせてくれますね。大好きです。
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| あさひの森 | 快適な登山道 |
出発してから1時間ほどで階段登りは終わり、あとは普通の登山道になりました。二抱えもありそうな巨大木が見られる、なだらかな尾根でしたが、すぐに急登りになり、やがてこのコ−スで最も眺望のよい展望岩に出ました。
この展望所は急斜面の上にあり、下をのぞき込むと、ぞくっとするような高度感が味わえました。そして、目の前には希望に満ちた緑の森と、小鳥の大合唱がこだまする素晴らしい空間が広がっていました。
御嶽山は上部は雲の中で、裾野しか見えませんでしたが、晴れていれば素晴らしい姿を見せてくれるでしょう。それにしても今シ−ズンは、雪の御嶽山をあちこちの山から見て楽しむことが出来ました。左の方角に目を転じると、雪形も終わりに近づいた残雪の乗鞍岳が全容をあらわしていました。今年は千町ケ原から登ってみたいと思っていますが、その登山計画に思いを馳せました。
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| 展望岩からの眺望/残雪の乗鞍岳 |
展望に満足し、上での眺望に期待しながら進むと、さざれ石が目立つ登山道には、小さくて可憐なコケリンドウが咲いていました。トラバ−スのあと右に曲がると、直線急登りになりました。前方にカラマツ林が現れると主尾根の分岐点でした。標識も何もありませんが、一服するには、まずまずの所でした。
この分岐点は広く切り開いてあり、大岩が鎮座し、一角ではシャクナゲが満開でした。南側の展望がよく、晴れていれば御嶽山がよく見えるはずです。三角点にこだわらない普通の登山者は、この分岐点を六方山の頂上としてもいいかもしれません。しかし、目指す三角点はGPSによれば、ここから西、約200mのところでした。
三角点方向の尾根は平坦で、木は切り倒されていているものの、今までと違ってあまり踏まれていない尾根でした。しばらく進むとササヤブで行き止まりになりました。三角点を探しましたがありません。もっと先にあるようです。GPSは立木が繁っていて不安定です。進むか退くか、踏み跡のないよく育ったクマザサの前で考えました。このクマザサをよく観察してみると、雪解けのあと完全に立っていなく、傾いていることに気がつきました。かき分けるというよりも、踏み倒して進む作戦に出ました。やっとの事でササヤブを脱出すると、頂上を示す測柱が目に入りました。
三角点(三等)の付近にはササはなく、まわりはカラマツ、ヒメコマツなどがよく育っていて展望はありません。これらの木には一本一本、ビニ-ルテ−プが巻き付けてありました。つぎに登られたときには、伐採されていて見晴らしが良くなっているかもしれませんね。ここは長居無用と早々に引き上げ、先ほどの分岐点まで戻り、昼食をとりました。
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| 頂上の三角点(三等) | カラマツ林の中の頂上 |
帰りは、緩やかな尾根の登山道をワラビを採りながら下り、駄吉青野林道に出て林道を歩き、岳見台を経由して「山の神広場」に下り、出発点に戻りました。
余談1・・・この山は、今年の冬、北の飛騨高山スキ−場から駄吉青屋林道を通って、取りつきやすそうな斜面を選んで、山スキ−で登ろうと計画していた山です。他の山に登って、後回しになり登れませんでしたが、山の様子が分かったので、いつの日にかスキ−登山してみたいですね。
余談2・・・あさひの森から上流の方は、カクレハキャンプ場になっており、これからがシ−ズンなので、この辺一帯は賑やかになるでしょう。奥には「三ツ滝」があるので足をのばしてみました。水量の多い三段に流れ落ちる珍しい滝を観賞し、そのあとの散策中、ミズバショウ、ニリンソウ、シロバナエンレイソウ、ラショウモンカズラなどの花を見ることが出来ました。
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