2007年10月7日(日) 天候 晴れのち曇り。
アクセス:国道19号南木曽町の3差路交差点で右折し、国道256号に入り妻籠を通り、尾越から左折して、額付川沿いの道を遡ると蘭キャンプ場を経て登山基地に着く。
出発点:蘭キャンプ場上の登山者用駐車場。トイレはあるが水洗でないので、途中で済ませておいた方がよい。
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[行程および 標準タイム]
出発点(P)−−(約2時間30分)−−南木曽岳−−(約2時間)−−出発点
わたしは登りに3時間15分、 下りに2時間かかりました。
<2.5万図は「南木曽岳」>
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キャンプ場を通り越して林道を上に進むと、左側に登山者用の駐車場(十数台駐車可)の案内があった。ここで登山準備をして林道を100mくらい上がると 写真のような登山出発点があり ここにも5台くらい駐車できそうな広場があった。
案内掲示板で行程を頭にいれ 林道経由で上がることにした。硬く締まった白い砂の林道は歩きやすく、澄んだ谷川には魚影が見られ、道端にはきれいなキノコがあって目を楽しませてくれた。「金時の産湯」まで来ると左側に登山標識があった。
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| 登山出発基地 | 林道 |
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| 魚影のある谷川 | 伝説のある金時の産湯池 |
いよいよここからが登山道である。標識の「蘭」という字はランと読むとばかり思っていたが、アララギとかなが付けてあったのには驚いた。緑いっぱいの歩きやすい登山道が続く。初めのうちの桟橋は少し緊張したが、
こんなのはほんの序の口であることが あとになってわかった。
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| 登山道案内標識 | 渡り終わって振り返り 写真を撮った桟橋 |
間もなく左登り、右下りが合流する分岐点になった。頂上からの帰りは右の方へ下って来るようだ。したがって道標通り左から登ることにする。
まず「金時の洞穴」が現れたが、大岩の間を縫って掛橋や階段がこれでもかこれでもかと次々に現れてくる。きょうのメインイベントだ。何くそヘバッテなるものかと 気合いを入れて一歩一歩登る。
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| 分岐点の標識 | 金時の洞穴 |
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| 傾斜に架かる階段 | 岩の間に見える桟橋 |
登り疲れて一服すると 周りはには太いクロキ(ヒノキなどの針葉樹の呼称)が林立しており さすが南木曽岳と感じ入る。中でもコウヤマキはこの山の代表的な銘木で、木曾五木の一つのこの木は木肌がヒノキによく似るが 10センチくらいの細い葉っぱは独特である。
その落ち葉が敷き詰められた登山道を歩くとギシッ、ギシッと音がして実に感触がいい。
鎖場は支尾根の右側に木の階段が新設されて登りやすくなっていた。
どこまで続くこの難行と思って登っていると 頂上まで530mの道標があった。たかが530mと思っても平地のそれとわけが違う。笹林の中のジグザグ急登り。長いこと長いこと。登山道のところどころにある可憐なリンドウは一服の清涼剤。
ウグイスのチャ、チャが聞こえ、アオゲラも鳴いていた。
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| コウヤマキ | ホッとさせられた標識 |
あえぎあえぎ高度を上げると「かぶと岩」の説明板があった。一服しながら辺りを見渡したが見当たらない。
多分 前方の峰に見える岩壁の岩をかぶとに見たてて名付けたのだろうと 納得する。それにしてもずいぶん高度を上げたんだなあと かすかに見える下界の人家をみて感じる。
頂上はまだまだ先と自分に言い聞かせ 気を緩めないで登ると 目の前に頂上表示が現れた。ヤッター! 二等三角点。よく整備された頂上でベンチがあり休憩出来るようになっている。
まわりは背の高いクロキ(針葉樹のこと)で眺望はないが、登りでほってった体を冷やすには しっとりとしていてよい。
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| かぶとらしき岩がいっぱい/兜岩 | 待望の頂上 |
左の方角が下山コースになっているので なだらかな登山道を進むと 人の声がかすかに聞こえてきた。ぱっと広がった前方には赤い屋根の避難小屋と小高い丘があった。
この山に登る人たちは この丘の見晴らし台がお目当てで、 大休憩しお昼を食べていた。きょうは登りの途中から曇り始め この展望台からは北アルプス、中央アルプス、伊吹山などの遠望は全くきかなかった。
しかし、近くの笹原に広がる景色は それなりに素晴らしく、赤い実をつけたナナカマドが色を添えて 秋近しを感じさせ、 苦労して登って来たおかげで充実感が味わえた。
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| 避難小屋(手前)と 見晴らし台(中央の丘) |
帰りは 周遊の下りコースを下った。最初のうちは快適な下りであったが、そのうち長短の梯子下りや急傾斜の連続で 休憩をとれるような場所がなく エライコースでしたね。
<お山の彩>
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| キノコ(1) | キノコ(2) |
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| イワカガミ(花期は春) | リンドウ |
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| ツルリンドウ | ナナカマド(葉の紅葉はどうなったんだろうか) |
余談・・・広辞苑で調べてみると、「蘭」はランと読むときは ラン科の植物の総称であるが、アララギと読むときはイチイの異称 または ノビルの古名である と載せてあった。
この地域は木どころなのでイチイのことをアララギといっていると思われる。
「相撲部屋ではエライところでやめては力はつかない。そこからの頑張りが実力となって上位昇進につながるのです。」 これは先日、 相撲部屋の事件に関連して 元女将が話していたことです。
この山は登っても登っても、下っても下っても 難コースが続くので、その話を思い出し このエライところを乗り越えてこそ登山なんだと ガッツを入れて頑張った(^^)V。
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