No.52
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かおれだけ
1626m
岐阜県萩原町


[川上岳]

川上岳、位山船山の3つを「位山三山」と言います。
川上岳は奥深い山なので国道41号線からは見えないと思う。山頂からの眺望を期待して登ったが、予想通りのすばらしい景色であった。

 
1999年6月21日(月) 天候出発時快晴。
登山口:国道41号でJR上呂駅前の交差点を左折し、飛騨川にかかっている浅水大橋を渡りすぐ右折し、山之口村上之田まで北上、位山山荘前を通り、後は道標にしたがってガタガタ林道をゲ−ト終点まで。路肩のふくらみに5,6台駐車可。/トイレなし。

登山口の道標
水量豊富な渡渉地点

ゲ−ト出発9:00。5分ほど林道を歩いて大足谷の橋を渡るとすぐに登山口に着く。伐採作業の方に挨拶をして登山道に入る。なだらかな登山道にはウツギ(ウノハナ)、サワギクの花がきれいに咲いている。5分ほどで渡渉地点に着く。以前は橋が架けられていたようだが今は流されてない。水量が今より多くなると濡れずに渡渉は難しいと思われる。山登りを始めてからしばらくやってないが、渓流つりにもってこいの流れだ。右岸に渡るとすぐに広葉樹とスギ・ヒノキ林のなが−いジグザグ急登になる。コアジサイが涼しげに咲いている。谷川の水音が以外と大きく、かなり上まで耳から離れないが、登るにつれ水音も小さくなり、セミ、小鳥の鳴き声がだんだん大きく聞こえ出す。陽当たりの良いところには、サラサドウダン、タニウツギなどが見られた。単調なつづら折れの登りだが、日陰が多くてひんやりと涼しいのがとてもいい。稜線に出ると急に明るくなり視界が広がる。しばらくすると一服するによい休憩場所に到着。
休憩地点着11:00。ここからは晴れていれば御岳はじめ御前山などが眼前で、眺望に飢えてここまで登ってきた人にとっては疲れの吹っ飛ぶ場所でもある。小休止後出発。ブナ、ミズナラ、ダケカンバの原生林の間の、ゆるやかな登山道少しずつ高度を上げる。右の谷間の向こうに、なだらかな川上岳の頂上が見え隠れする。水音が聞こえはじめると大足谷の流れの源流が近い。水量の多いわき水のようにきれいな流れが、こんな高いところに間隔をおいて何本もあるのには驚かされた。ササ道の登りの途中から、山には珍しいイヌツゲが両脇にびっしり生えている。これの枝は固くて当たりがきつい。剪定のために庭師はここまでは上がれない。
馬瀬村からの合流点着。12:00。ここからは馬瀬村方面が一望できる。毎年10月10日には村民あげて川上岳登山を楽しむそうだ。
1617mピ−ク着。12:20。ここは宮村からの合流点でもある。もうここまで来れば頂上は近い。少し下って我慢して登る。左下には山肌をうねって上がっている宮村からの林道がはっきりと見える。ところどころに生えているササユリの緑のつぼみが可愛らしい。登り切ればバンザ−イ、頂上だ。
川上岳頂上着。12:35。一等三角点だけあってでっかい石柱だ。広い頂上でさえぎるものは何もない。雪渓の沢山残っている白山はバッチリ見えるが、御岳、乗鞍岳は雲の中で残念。昼食後、クッションをひいて、ゴロリ大の字。青い空に、手を伸ばせば届きそうな白い雲。こんな幸せ苦労して登った甲斐あってこそ。

稜線から仰ぐ川上岳
頂上にて

同じコ−スを下山1:35。
駐車位置着4:35。 
 
所要時間合計7時間35分(標高差約730m)
登り3時間35分 下り3時間00分 休憩1時間

余談・・・1617mピ−クから頂上へ向かう途中、下る中年女性のペアに出会った。お互いに労をねぎらい機嫌良く挨拶してすれ違ったが、振り返ってみるとザックからまだ青いつぼみのササユリが顔を出していた。その後、頂上までササユリを数えて登ったが、わずか3株しか見つけられなかっただけに、心ない先行者の所業にあきれ果てた。/山頂付近のササユリはまだ蕾であったが、下山後、駐車していた付近よく見ると、見事なササユリが咲いていてほっとした。

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