since I retired | ![]() | くらいやま 1529m 岐阜県大野郡宮村 |
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位山、船山、川上岳の3つを「位山三山」と言います。 三山のうち位山が一番有名なのは、昔、朝廷にアララギを笏木として献上したからでしょうか。 |
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【登 山 日】1999年7月1日(木) 曇り 【登山コ−ス】 モンデウススキ−場登山口(7:30)・・・スキ−リフト終点・・・天の岩戸・・・ 位山(10:45〜11:35)・・・天の岩戸・・・ダナ平林道終点・・・モンデウススキ−場登山口(2:55) 【駐車場】スキ−場の下は「モンデウス位山道の駅」になっており何台でも駐車できる。トイレは道の駅を利用。 |
駐車場発:7:30。5分ほど歩くと、スキ−場ゲレンデの右側に登山口標識がある。ゲレンデ内の右端に薄い踏み跡があるのでたどって登るが、梅雨時の草の爆発的な勢いに中にやがて登山道は消えてしまう。目指す目標はリフトの終点であるので、スキ−場の中を右往左往しながら高度を上げる。下から見上げるスキ−場は真っ平らに見えるが、中に入ってみると凄い背丈の草にびっくりさせられる。ヤブコギならぬ草コギになってしまったが、この間いろいろな草花が観察された。特にササユリ群落には満足満足。ガイドブックでは30分のところ1時間もかかってしまった。 クワッドリフト終点着:8:30。このスキ−場は飛騨一の宮の41号線からハッキリと全貌が見られる。眺望はすこぶるよく、北アルプスの山々が晴れていればその姿を艶やかに見せてくれるはずである。ここからは登山道がしっかり整備されており天の岩戸までゆるやかな一本道で迷うことはない。途中の小ピ−ク太奈山(1233m)以外は展望が開けてないが、針葉樹やコナラの大木の原生林のなかの開かれたササ道を、次々と現れるササユリやウグイスのさえずりなどを楽しみながら登れば退屈することはない。所々の巨岩には六凌、鏡岩、御手洗岩、畳岩、尻立岩など名前が付けられていて、その名にふさわしい岩か品定めするのも楽しい。「一人で歩くことを教えるのが生きた学問です」 | ||||||||
岩戸平着:10:30。天の岩戸の大岩のまわりはちょっとした広場になっていて一服したくなる。別コ−スとの合流点でもあるので標識がやたらと多い。小休止して出発。広い尾根の道は長い湿地になっており踏み丸太をはずすとズブズブと沈んでしまうので要注意だ。サラサドウダン群生地を経て東屋を過ぎるとすぐ頂上だ。
位山頂上着:10:45。樹木が大きく育っていてあまり眺望はきかないが、県立自然公園に指定されているだけあって、よく手入れされた趣のある頂上だ。
頂上からすこし戻ると2階建ての東屋があるが、ここからは川上岳はじめ加賀の白山方面の眺めが非常によい。双眼鏡で見ると先日登った川上岳の頂上のポ−ルが見えた。人影を探したがこの梅雨時に登るような悠長な人は見つからなかった。
ここから川上岳までは7kmの位山天空遊歩道が設けられている。日帰りで計画をたてるのは難しいと思うが、川上岳、位山ともに短時間コ−スを選び、麓ではマウンテンバイクを使えばなんとかやれそうな気がする。 下山:11:35。岩戸平を経てダナ平林道終点に向けて下山。このコ−スは巨石群遊歩道と名付けられており、鬱蒼と繁った急な樹林の中に巨岩が点在している。その上には大きな樹木がニョキニョキ生えているのが特徴で、それぞれの岩には蔵立岩、豊雲岩、御門岩などと命名されている。なにかしら古代の森を歩いているような気になる。明るく開けたところに出るとダナ平林道終点である。 ダナ平林道終点着:12:35。ここは一の宮水無神社の奥宮の場所でもあり、広場にはトイレ、東屋があって小休止するにはもってこいの場所である。もちろん広場には10台くらいは駐車できる。ここからは5kmの林道を歩くことになる。大雨の後だったため、道路はあちこち破壊されており、車は通れるような状態ではなかった。道路わきのフキを摘みながら歩いたが、下りのコ−スには花がほとんど無かったので、所々に咲いているササユリを見てほっとした気持ちなった。 駐車位置着:2:55。 |
| 登り | 3時間15分 | 下り | 3時間20分 | 休憩 | 50分 |
| 余談・・・位山、川上岳、船山はこの地方では昔から三名山と言われており、男神の位山をめぐって、女神の川上岳と船山が競い合い、川上岳が勝ったという伝説がある。この話は三つの山の地形から生まれたようで、川上岳と位山との通い道がナベヅル尾根(天空遊歩道)で、船山と位山との溝が無数河川というわけである。モテモテの男神位山だが、男女を入れ替えても面白い話ができそうですね。 |
−−−宮村案内板より−−− 往古から皇室の大儀には、位山のアララギを笏木(*1)として献上したので、その木に一位の称号を戴き、爾来位山いちいの名はあまりにも有名である。 また位山は古来飛騨一の宮水無神社の御神体山としてあがめられ、神秘性と尊厳性を自ら備え、雄大かつ成あって猛からずの霊山である。 スキ−場の下あたりは苅安峠といい標高885m、古くは美濃尾張、京、奈良、伊勢などへの往還で飛騨文化を成した唯一の官道であった。随ってこの名山にこの道に関する詩歌も多く、石畳の旧道も今だに残り、頂上に至る思惟の山道、巨石群は何かを想わせ眺望また絶佳である。またこの付近一帯に自生する赤松は宮赤松として広く世に知られ学術的にも有名である。 また、モンデウススキ−場(旧位山国際スキ−場)は 御岳を始め遠く立山連峰に連なる北アルプスの全容を一望に、西方に白山連峰を樹間から望むことができ雪質またよくゲレンデの緩急の妙といい稀にみる魅力あるスキ−場と言われるのも、けだし一位山(いちいざん)位山の一角に在るが故かもしれない。 *1.笏(しゃく)・・・束帯姿のとき右手に持つ、長さ30センチほどの象牙または木でつくる薄い板。 |
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