[紙漉き材料]

 

1.パルプ

牛乳パックをよく洗い、大きなナベに入れ10分煮沸します。 そのまま一昼夜おき、パックを2枚にはがしてコトコト煮ます。パルプに十分水分が行き渡ったら水洗いしてビニ−ルの部分をきれいにはがします。 パルプがまとまったら軽く絞ったパルプ約20g、粘剤少々、約500mlをミキサ−にかけパルプ溶液を作ります。 このときパルプをおろし金で摺っておくとミキサ−の時間が短くなり、パルプ繊維が千切れなくて良いです。 このパルプ溶液を沢山作りバケツに入れておきます。なお、余った障子紙などもミキサ−にかければ良質のパルプになります。

2.着色パルプ

紙漉きの際、所々に着色パルプを配色すると効果的です。このため何色かの着色パルプを作っておくとよいでしょう。 お好みの色彩の紙をミキサ−にかけ、よく水洗して溶液にしておきます。水洗をしっかりしておかないと紙漉きのとき色が滲んでよくありません。  薄い溶液をスポイドまたはスプ−ンですくってパルプにかけます。

3.粘剤

粘剤のC.M.C(カルボキシ・メチル・セルロ−ス 500g 2000円)は薬局に売ってあります。 これを水に溶かして粘剤溶液を作っておきます。2Lのペットボトルを水で満たし、小サジ10杯のCMCを入れ一晩おきかき混ぜると溶液ができます。CMCはなかなか溶けにくいので、急ぐ場合はミキサ−にかけてもいいです。 粘剤はパルプ溶液を均一することと、紙の仕上がりをよくする働きをすると思います。プロはトロロアオイを使いますがCMCはその代用品です。

4.漉き込み材料

小さな草花や樹木の小ぶりの葉っぱを押し花にしておき使用します。

[紙漉き用具]

1.ミキサ−
2.木枠(ハガキの大きさに2個作る)
3.金網(金物店で相談して下さい)
4.水桶(パルプ溶液入れ)
5.水溜容器(紙漉き作業用)
6.計量カップ(ペットボトルで作る)
7.布巾・雑巾それぞれ数枚
8.カマボコ板(水切り押さえ用)
9.ドライヤ−
10.アイロンおよびアイロン台

[紙漉き手順]

 

1段階.パルプの流し込み

パルプ溶液500mlを金網をはさんだ木枠に均一になるように流し込み木枠を少し振動させムラをなくする。 押し花(葉)を入れ押さえの薄めたパルプ溶液をかける。着色パルプをスポイドまたはスプ−ンでかけてデザイン配色する。 

別法:本職の人がやるように、大きな容器の中にパルプを適量に溶かし込み、粘液の濃度を調節しておく。これを金網をはさんだ木枠で、パルプ層が適量になるまで何回もパルプ液をすくう。デザインは左の方法に準ずる。

2段階.水切り脱水

布の上で金網の一端を左手で固定し、右手で網を弓なりに曲げながらパルプを張り付ける。
水切りは金網の上によく絞った雑巾をのせカマボコ板で押さえる。何回かこれを繰り返しパルプから水分を抜きます。  押さえの圧力は初めは軽く、お終いは全体重をかけるといいでしょう。

別法:金網がもう一枚あれば、紙漉き容器から取り出して机の上においた状態のところにもう一枚の金網をあててもできます。
水切りは左と同じ手法でやればいいです。

3段階.ドライヤ−乾燥

金網をめくり、左手にパルプ側をあて布巾をめくり取ります。乾燥させるにはガラスに張り付けて自然乾燥させるか、ドライヤ−で強制乾燥させます。

別法:2枚金網を使ったときは、まず1枚をはがし、次に布をあてカマボコ板で圧着する。あとは左のようにしてもう一枚の金網をはがし、布をめくります。
乾燥は左の手法でやればいいです。

4段階.アイロン仕上げ

90%位乾燥したところでアイロン仕上げをします。アイロンをかけたまま放置しておくとそったり波うったりしますから、十分乾かしたところで電話帳にはさんで安定させます。 


*イベントで行う場合は、各段階で少なくとも1つのテ−ブル
を用意して、作業が流れよく行われるように配慮して下さい。



以上の文章でわかりにくいところもあるかと思います。お気軽にご質問下さい。 




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