『テーマ館』 第31回テーマ「2000」
イメージ作家の思惑 ゆびきゅ 2000/01/04 00:39:23
「お、来たね。来たよ、ついにオレの時代が。なあそうだろエンゾウ? そこ、アリキタリ星の
両性人の”淫ら”のイメージを、そうだな、50ピコずつ64ビートで。音はテラの恋する乙女
の鼓動をそのまんま...ってない? テラだ、2000年頃までは存在したはずだぞ、恋する乙女
が。え? それはミューの担当だって? お前らいつからそんな専門志向になったんだ? だい
たい資料スペースのキーはお前しか知らないはず...え? ない? ないってことはないだろ、
キーはお前の存在意義そのものだろうに。ミューが盗んだって? って、最近ホントミューの
奴出てこないけど、どこ行っちまったんだ? またオレの潜在意識を引き出してやるだなんて、
有り難迷惑なこと考えてるんじゃないだろうな。だいたいあいつは、自分のスペースを守ろう
って意識が丸っきりないんだからな。え? オレ? え、何言ってるんだ、エンゾウ。キー?
あ、まあ確かにオレはキー知ってるけど...って、まさかお前オレを疑ってるんじゃないだ
ろうな? オレがお前のキー消してどうするんだよ? え? 新しいプラグ入れるって? そのた
めに、お前を役立たず扱いしておくって? バ、バカ、何言ってるんだよ、んなこと考えるわ
けないだ...ミュ、ミュー...お帰り...で、オレの潜在意識に何が見つかった?」
Before