空虚 by はなぶさ
私は会社でも信頼されており、年齢の割に早くも部長補佐に抜擢された。
仕事は私に合っているようで、入社して依頼忙しくも楽しい毎日である。
家庭でも賢い妻と可愛い娘に囲まれているし、家も通勤時間が30分と
いう住宅地に住んでいる。両親は近くに住んでおり、まだまだ健在のよ
うで心配することなどない。友人も多数おり、釣り仲間、飲み仲間、旅
仲間と多彩だ。何も不満はない。
しかし、ふと何かが私の胸を締め付ける。
(終)
(02月02日(月)02時33分12秒)