『テーマ館』 第15回テーマ「しかし・・・」



 <> Mr.プリーズの逆襲   by ひふみ


      「BUTブレードっっ!!」
      BUTマンの掛け声と共に、彼の手から彼自身BUTブレードと名付けたBUTマン専用武器
      が放たれた。それはまっすぐに飛んでいくと、大声で笑う Mr.プリーズに命中する。
      「・・て、てめえ・・・・これってただの金属バットじゃねえか・・・ぐふっ・・・」
      崩れ落ちる Mr.プリーズ。BUTマンはゆっくりと彼に近づくとBUTブレードを振りか
      ぶる。
      「プリーズ、ヘルプ、ミー!!(助けて下さい!!)」
      「バット、アイ、ドント。(やだ。)」
      クールな言葉とともに振り下ろす。BUTマンは容赦をしないのだ。
      ・・・・・こうして、史上最狂のたかり屋、Mr.プリーズはたおされた。


      「・・・・・・これと・・・・・これ・・・・」
      数分後、気絶したMr.プリーズの傍らでMr.プリーズの私物を漁るBUTマンの姿があっ
      た。大きいものと小さいものに分けてBUTふろしきでくるむと、よっこらしょという
      掛け声とともに大きいほうを背中にからい、小さいほうを手に持つ。
      「・・・・き、きさま・・・俺の物(プリーズを連発して他人にたかった物)を・・・・・」
      いきなり後ろから声をかけられ、BUTマンは体をびくっとすくめる。振り向くとMr.プ
      リーズが目を覚ましていた。
      「バーーット!!バットバットバーーーーット!!!!」
      しかし、BUTマンはいきなりそう叫ぶと漆黒の空に向かって舞い上がる。その黒い
      マントはすでに闇にまぎれて見えない。
      後に残されたのはMr.プリーズただ一人・・・・・
      「・・・あの野郎・・・勢いにまかせて逃げやがった・・・・・」

      黒い超人、BUTマン。あくまで彼はBAD(ワル)なのだ。

(02月06日(金)13時28分33秒)