タチムカエナイ 投稿者:杜 ありさ 投稿日:04月17日(土)00時01分35秒 最早万策尽きた。頼みにしていたヘルファイアも、トマホークも、 敢えて避けさえしなかった。その弾の中身が何か知りながら……。 かくして彼女はやって来た。おっきなリボンと、緑のワンピースがよく似合う、 可憐な天敵。 「いただきま〜す♪」 と微笑むと、彼女のお口が迫ってくる。 さよなら、愛すべき僕の天敵。でも大丈夫。3時間もすれば、僕は君の一部となって、 またコンニチワだ。 でも、できれば食べて欲しくない……って思ってると、おい!痛いよ! せめてもっと優しく……いたたたたた!!畜生、麻酔うっとくんだった。