『テーマ館』 第26回テーマ「さよなら/微笑み」


微笑みとサヨナラとその先 投稿者:らいくん  投稿日:04月29日(木)07時57分28秒

      一本の糸を、お互いに引き合って、そして二本になってしまう事。
       それって糸の気持ちになれば、サヨナラ?
       いままで繋がっていたものが別れてしまう。それこそが、サヨナラ?

       悲しい事だけが「さよなら」を示すのだろうか?
       「孤独」とか「たった」とか、限界の境界線をみて、その言葉って必ず人は言う事なのだろうか?
       でも、そうは考えたくはないはず。
       「さよなら」とは、求めている人と、永遠に逢う事が出来なくなるわけじゃないと思うし、
       どこかで必ず、繋がる事を想う言葉だと想いたい。
       「さよなら」を聞いたら、それが「また逢おう」の意味になるかもしれないし…。

        デモ、変カナ?

       「また逢おう」って言うなら、それでもいいじゃないのか?
       なぜ、「さよなら」という哀しい言葉を存在させるのか?
       人は永遠に、わかりきった孤独の中で生きなければいけないからなのだろうか?
       それとも、他人に対して自分の寂しさを訴えたいからなのだろうか?

       たとえば、微笑んでサヨナラと言ったなら、それは「二度と帰れません」という意味を
      含んでいるのかもしれないし、まして「さよなら」と言って、一瞬にして心のドアを閉じられたのなら
      それは「もう逢いたくありません」と言う意味にもとれる。

       ジッサイ……

       みんな絶対に知ってて、こんなにも身近にある言葉なのに「さよなら」は、大きすぎる言葉になってしまっていて、
       使うことをためらってしまう程、人には有り余るほどの言葉なんだ。

       そうだよね。 ヘタにサヨナラと言ってしまったら……グローバルな意味で…

               「死を意味するのかもしれないから」