第50回テーマ館「記念」



祈念日 服部 [2003/09/23 21:16:45]


祈念日だ。祈念日だ。祈念日だ。
どんがらじょっぴょ。どんがらじょっぴょ。
祈念だ。祈念だ。祈念だ。祈念だ。
どんがらじょっぴょ。どんがらじょっぴょ。

おーい。テーマ間違ってるぞ。

[作品について]
服部さん、テーマ館、ありがとうございました。
どんがらじょっぴ。という音が雰囲気あっていいですね。
何かもとになるものがあるのでしょうか。(管理人)

「どんがらじょっぴょ」ではないのですが、僕の住んでいるところには、
「どんがら様」という祭りがあります。
言い伝えによると、昔「どんがら様」という化け物がいたそうで、その化け物は、
気候を自由に操ることができ、旱魃や大雨などを起こして、村人を苦しめ
ていたそうです。
そんな時、旅の僧が現れて、法力でもって「どんがら様」を、白金山という山の
山頂に封じ込めたそうです。
その僧侶が、実は弘法大師であったとのことです。

しかし、この話はここでは終わらず、その封じ込めた白金山がある時噴火してしまい、
それと同時に、「どんがら様」の封印も解けてしまったそうです。
それ以来、また村は異常気象に見舞われるようになったそうです。
しかし、今度は弘法大使はいないので、どうすることも出来ません。
そこで、「どんがら様」というお祭りをすることになったそうです。
「どんがら様」のお祭りは、10月26日で、どういうわけか、カボチャをお供えします。
話によると、カボチャをお供えするようになったのは、明治以後のことだそうです。
それ以前は、何をお供えしていたかは、分からないことになっていますが、
かなりえげつないこともあったそうで、まあ、想像にお任せしますが・・・・(服部)

噴火があってから、異常気象になったのは、記録に残っているそうです。
まあ、「どんがら様」のたたりという訳ではないでしょうが・・・
現在では、火山灰が大量に降ったせいではないかと言われています。
セントヘレナ山が噴火した時も、火山灰のために地球的な異常気象になったそうで・・・
それと同じようなことが起こったのではないかといわれています。
というようなことだったら面白いですね。

服部さん、ありがとうございます。
どんがら様って初めて聞きました。
弘法大師の封印でおしまいではなく、続きがあるのが面白いですね。
かぼちゃと言えば、ハロウィーンですが、かぼちゃをお供えするのが珍しいですね。
11月1日のハロウィーンと、何か関連あったりして…(管理人)

「どんがら様」ですが実は、異説があって、どんがら様とは、本当は、
ドン・ガラシャのことではないかというのです。
ドン・ガラシャとは、フランシスコ・ザビエル・ガルシア の愛称である
Don Garcia ドン・ガルシアが、ドン・ガラシャ となり、それが、ドンガラ様に
なったというのです。
つまり隠れキリシタンと関係があるのでは・・・というのです。
もちろんこのような考えは、専門家は否定しているようですが・・・。
でも、フランシスコ・ザビエルは聖人に叙せられているのですが、
その、聖フランシスコの日が10月11日なのだそうです。
ドンガラ様の祭礼は、10月26日なのですが、15日のずれは、陰暦で換算したときに一月(15日)
ぶんずれたのではないか。というのです。
というようなことだったら面白いですね。

http://www.asahi-net.or.jp/~QI3M-OONK/tosyokan/fantasy/w-saint_calendar10.htm

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