陽子の思いつき〜詩〜 投稿者:布施乱歩 投稿日:11月05日(金)19時57分05秒 〜君に会えて〜 この道をあるいていて 良かった もし違う道を あの時選んでいたら 君には 会うこともなかったろう 触れる君の温もり わたしはずっと 知らないまま 生きていただろう この道を 選んで良かった 〜ベッド〜 まどろみ中 とろける夢 続きを見ようと 目を閉じる 〜モノクロ&カラー〜 色とりどりの ものに触れ 私は何色 〜温もり〜 父に触れ 母に触れ 夢心地、夢心地 心安らかに眠る 〜ひと〜 触れ合うも偶然 すれ違うも偶然 出会えた喜び 出会えない悲しみ 〜瞳〜 あなたの中に 私を見つけ 生きていることを知る 〜*〜 流れるままに 歩きつかれて 行きつくところ 陽子は日の光の中でノートを出して考えていた。 しかしこれらの思いつきはなんだと思って、破り捨てた。 うむ、紙の無駄使いである。また何か考えようと思い直して 歩き始めた。