『テーマ館』 第30回テーマ「無題」


小説「黒い鳩」第2話 投稿者:改生起あさと  投稿日:12月12日(日)23時26分38秒

      
                       あさとのいい話しNO・1 「黒い鳩」

                       第1話  「黒い虹」

      あさとのいい話しNO・1 「黒い鳩」
      前回のあらすじ    僕とハトが黒い虹について話していた。
そのとき地震と共にあいつが現れたのだった……
       
       
       
       
                            第2話  「黒い鳩の正体」


      ゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴッゴ………地震は続いている

      ハト「早く逃げないといけないってば」「なにしてるんだ君」

      僕「…………   なんて綺麗なんだ      」

      ハト「もう私はだまされない」

      ゴゴゴゴゴゴゴッゴゴッゴ  ドンドンドンドンッ…     迫る音

      だんだん近づいてくる

      ドンドンドンドンッ

      ハト「やばいっ」  僕を連れて逃げようとする

      ハト「君、僕より遥かに大きいよ重くてもてない」
「早く逃げないと行けないってゆうのに…」

      迫る音がもう直接、耳に聞こえている。もう山の響いた音ととゆうより
山の声に囲まれたような強い音である。

      急に慌てたような視線でハトを見つめてこう言った  
      「さっきまで綺麗だったのにあれはなんだっ!綺麗どころか黒く薄汚れ
た霧みたいなのが見える……」

      僕「そうかっ!ぼくが綺麗だと思って見てたのはあいつの姿自体でなく
て黒く染まっていく虹だったんだ」「それにこんなに雨も降って……」

      雨がひどく荒れている   ビュンビュン   ビュンビュン

      僕の肩に雨があたった…   肩が黒く染まったように見えた

      僕「イヤー――ッ熱い熱いよーー」

      ハト「君もやけどしてしまったか……  そのうち体全身がやけどにな
ってくるんだ」「私は5日まえに雨に濡れてこうなった」
        「はじめは羽にふっと触れただけだったのに…」

      僕「虹が黒いのはなんでか分かってきたぞ」「虹に灰がかぶさってるん
だ…だけどなんの大量の灰なんだ…?」

      ハト「私は近くで見たわけじゃないんだけど、灰というより何か生きて
るような…動いてるように見えたんだけど……」
        「きっと生き物が虹に付着してるのよ」

      僕「君は、はぐれたって言ったけど仲間と今一緒にいるよね」
「多分わからないと思うけど仲間は何か知らないのかな?」

      ハトの仲間「オレたちはすまないが何も知らないんだ」
「でも、虹がかかる前は空に沢山のコウモリが慌ただしかったのは知ってる」

      近くの僕の友達「コウモリはこの前、探険に行った比叡山に居たじゃない」
「そのコウモリたちじゃないのかな?」僕に言う

      僕「確かあそこは昔から妙な噂が有ったよね…」

      ハトの仲間「山が空を黒くする…山の深くでそのとき青い光が生み出される…」
   ハト「山は自然のものではない…………………か」   
        第2話 END


          
※この物語他あさとシリーズは1人に送られる、又はいろんな人が読んでいます。
              改生起あさと


       
      このページの購読は無料ですが、あさとに返事を書いてあげてください。
あさとはあまりに感想が返ってこないと仕事に疲れてしんでしまいます。
栄養は返信メールですので元気をあげてください。宜しくお願いします。  
                           スタッフ一同