第53回テーマ館「幻」


幻 山 [2004/05/07 19:38:44]


僕は、いま、車を走らせている。
僕(主人公 佐藤 広志)
彼女 (仲見 あかね)
彼女は、眠っている。
疲れているのだろう。
「あれ? 道にまよったかな。」
僕は、行きに行った道とちがう方向にきてしまった。
そのとき、白いものが横切った。
「危ない。」
そう言ったときにはもうおそかった。
ガシャーン
(やった)
そう思った。
しかし・・・。
そこには、なにもなかった。
「き、気のせいか。」
そう思った。
そのとき・・・。
「きのせいじゃ・・・ない!。」
彼女が、いきなり大声で言った。
「・・・どうだ・・・人をひいたかんそうは?。」
「な・・・何お言う。」
「シネ。」



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