骸 by はなぶさ
飢えた小猫を太陽は悲しく射した。
日が沈み遠くの星が小猫の亡骸を優しく見ている。
近くの星がこの子を殺し、遠い星が見守っている。
近くの星を我々の大地が一周するのが一年なら、
新年を祝う気になんかなれない。
でも、遠くで見守るあの星も、同じ罪を背負いながら
生命の糧となっている。
生命を支え、そして生命を奪う。
罪を感じ、喜びを感じ。
狭い心に新年を祝う気持ちを与えてください。
せめて、この瞬間だけでも。
(12月29日(月)03時57分10秒)