天然決戦 はなぶさ [2016/07/17 18:19:47] 今日は何をしようかと、日曜の朝に私は体をベッドから起こしてみた。 すると、私の体に鉛がつまったような感じで自分の体重を支えられない 筋肉と関節がガタガタいった。 そうだ、昨日の夜に何か大事なものを探しに来るまで山の反対側の海に 向かっていたときに、なんとも無しに立ち寄ったコンビニで奴に出くわした その結果がこの惨状だ。 何年もあわなかったが、奴は私を覚えているようでこちらへ近づいてきて 私の目をじっとみて、かおを玄関の方に振って私が外にでなければいけない という雰囲気を濃厚に私に投げかけていた。 仕方ないので、それに従って外に出て行くと奴も外に出てきてから、 私に近づいてきた。いつもそうなんだ。 そう、いつも奴は私に従わせるための念波を私に送りつけてきて 私はなぜかそれを抗うことなく、うけいれるのだ。 もう、やめよう。折角の日曜日だ。 (つづく) 戻る