「シリーズ融合」 by ゆびきゅ 漆黒の宝石が白葡萄酒の海原を漂う。うねうねと曲がりくねった襞が聖なる宝石を包み、再びかよわき その帆柱を立てる。どこへ行く? 星々を宿す宇宙よ。 どこへやる? 処女を称えた盃よ。過ぎ行く影 が、二度と戻らぬ神の絵を手放そうというのなら、おまえはそして何を照らす? 絶え間ない思い出の ように立ちこめた霧の向こうに。 (投稿日:10月22日(木)01時48分13秒)