春日 晴樹 著 『はるの空』 ジアース教育新社 2021/03/03
2021/03/10〜
宣伝のパンフレットに「手話と日本語は全く違う言語?」とあったので、また「日本手話第一主義の本かな」と思って読み始めましたが、聴覚障害者にとって日本語の大切さも語られているので、びっくりしました。手話と日本語の違いもよくとらえられていて、聴覚障害者のことを知りたいという人には、参考になる話がたくさん載っています。
聾学校から地域の学校に転校して日本語に目覚め、高等学校は聾学校を選んで手話を活用することで、さらに日本語力を高めた話など、とても参考になりました。何度も放浪の旅に出るのはびっくりですが、積極的に資格をたくさんとっていく姿勢は素晴らしいです。「聴」の字を「十四の心」に読み解くところは是非みなさんに読んでほしいです。「“みみ”のセラピー」を開業したそうです。
“みみ”のセラピー https://haru-aozora-com.sakura.ne.jp/
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