* ブリザーディウム *


Surf & Snow in naeba vol.18 コンサートレポート(2月18日)
投稿者 : ばかだんな



18日分のレポートはステージ前半部分を紹介します。

指定された集合時刻の8時45分に会場へ行くと、もうすでに開場を待つファ
ンの長蛇の列。
全員が入場し終えたのは9時45分ごろ。
場内はすでにスモークで煙っている。
ステージのバックには赤地に黒の大きなユーミンマークのパネルが10枚。
中央奥に武部さんのKeybord、それを挟むように右手にドラムセット、左手に
パーカッションのセッティング。おや?あれは誰が使うんだろと思っていると
オープニングはいきなり激しいドラムとパーカッションの掛け合いが。パーカ
ッションはなんと女性(「小野かおり」さん)だった。パワフルに村石さんに
応えている。かっこいい!!

そして、あのイントロが・・・。
ANNで予告していたメジャーな曲とは、なんといきなりの「DESTINY」!!
正隆さんやってくれましたねっ!!
ピンスポットが会場を切り裂き、白のジャケット、白地に黒のチョークストラ
イプのパンツルック(ビニールコーティング)、白地にブルーの絵柄入りチビ
Tのユーミン登場!!会場は総立ちとなり、拍手の嵐が渦巻く。
シルバーだかプラチナだかの量感のあるチョーカーがライトに反射してシンプ
ルな中にも目立っている。
とても嬉しそうな笑顔を会場全体に振りまきながら歌うユーミン。

小野かおりさんのパーカッションがイントロをかろやかに叩くと会場からおた
けびが上がる。歌詞が「ほ」で始まる2曲目とはやはり「真夏の夜の夢」だっ
た。踊りながら歌うユーミンのポニーテールをまとめた髪飾りがライトできら
きら光りながら揺れ動く。

会場総立ちのまま3曲目のイントロを待つ。
流れ始めたイントロは以外にもダブルコール定番の「卒業写真」だった。
うーん、フェイントに続くフェイントが憎い。

MCでは「舞台にはタネも仕掛けも何も無い。ダンサーも出てきません。2年
前の荒井由実コンサートのようなシンプルなステージでミュージシャン度
100%でお届けします。」と挨拶。

「静かなまぼろし」のあと白のジャケットを脱ぎ捨てる。白のチビTには空色
で「まんた」らしきサカナとダイバーがデザインされていた。どこから見ても
相変わらずスレンダーな肢体はさすがだ。

「影になって」の間奏から「MIDNIGHT TRAIN」へ、そしてまた「影になって」
へのスムーズなアレンジは素晴らしい。武部さんの本領発揮か。

6曲目は最近めったにやらない「紅雀」の中からボサノバ風の「罪と罰」。
珍しい選曲だ。新しいファンは知らない人が多いかも知れない。

そして苗場恒例の「リクエストコーナー」。
コーラスのティナさんがワイヤレスマイクをもって客席を廻る。
リクエストした人達に軽妙にツッコミを入れるユーミン。きょうも冴えてる。
あの間髪を入れずユーモアに富んだ掛け合いでの盛り上げ方にはいつも感心さ
せられる。

リクエストコーナーを無事のりきり、アンプラグドへ。
(以下後半は19日分へ)


初日のお客さんもノリノリで、全ての曲が終わっても会場を去ろうとはしま
ん。
コールの拍手が大きなうねりになって行きます。

そして、ユーミン再び登場!!
ダブルコールは「春よ来い」。
この歌詞にはユーミンの特別な思い入れが込められているようです。

ブリザーディウムに静寂が戻ったのは日付が変わって、0時を過ぎていました。