こぶし館

翌朝、またもイイ天気! 静まり返った只見川の川面に、雪山が綺麗に写ってるじゃありませんか! こんな日は気持ちよく仕事もはかどっちゃいます。

川面に映る雪景色

さてお昼御飯。でもそろそろ蕎麦にも飽きてきたかな‥‥。しかしやっぱりここは名物をいただかなければ! そば処こぶし館に入った。 アザキ大根高遠そば 辛い! この地でとれるアザキ大根。小振りなフォルムに凝集された辛味。こいつをすりおろして出汁に加えると、味がキリリと引き締まる。鼻に抜ける辛味はワサビにも似ている。

こぶし館

アザキ大根高遠そば

こぶし館で4本500円で売っていたアザキ大根。この小さな大根にあの辛味が詰まってるんですね。

アザキ大根

こぶし館近くの只見線会津中川駅。半分雪に埋もれてしまって、ここが駅かどうかもわからない。たった今走り去った電車から降りた学生が、線路の上をとぼとぼ歩いて帰っていきます。なぁーんか、のどかでいいですねぇ。

半分埋もれた駅

線路の上をとぼとぼ‥


西山温泉

今回のなごり雪会津只見川周辺の温泉、最後の湯は西山温泉。西山温泉は只見川沿いの柳津温泉から、さらに数キロ山に入ったところにある。数軒の宿が点在する西山温泉の中で、今回の宿は旅館新湯。お仕事の疲れを癒していただきましょ!

新湯

風呂は男性用と女性用で少々趣が違う。男性用の湯小屋はまだ新しい。しっぶーい温泉を期待していた私はやや虚をつかれる。湯につかると肌にピリピリする感触が‥‥。若干のヌメリ感、かすかなイオウ臭もある。後で宿の方に聞いたのだが、この湯はまだ新しい源泉で、近くの公共の湯と同じなのだとか。

男性用の湯小屋

男湯

女性用の風呂は年期の入った湯小屋で、湯は昔ながらの源泉である。この宿では女性用と男性用の入れ替えはない。‥‥ということは、この昔ながらの源泉には私は入れないってこと? そいつぁ〜勿体ないっ! ここは宿の女将に頼んでみよう! 「今日、女性は私とお婆ちゃんだけだから、誰も入ってなかったらどうぞ。」 女将は快くOK! ありがたいお言葉に甘えて、ひと風呂つからせてもらいましょか! コンクリートの飾り気のない湯舟に静かに身を沈める。アッハァ〜、い〜い湯だ〜。湯は肌が喜ぶイイ湯であった。男風呂よりも少しイオウ臭が強い。

女性用の湯小屋

女湯

今回はなごり雪の残る(というかまだ時折雪が降る)会津只見川周辺の温泉を巡りました。次は花見の風呂かな!


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