仏ヶ浦
駐車場に車を止め、林を徒歩で抜けていく。急な階段にさしかかると、波の音とともに真っ青な海が眼下に‥‥。ここから延々と階段を降りて行く。景色はいいのだが、とにかく長い。下りきる頃にはひと汗かく。ここから小船でひとまわりすることもできるが、敢えてぶらぶら歩いてみることにした。奇妙で不思議な岩の造形は、なんとなく眺めているだけでもおもしろい。何故か私は、スペインのバロセロナにあるサグラダファミリアを連想していた。あの先が尖った有名な教会である(ガウディ作)。 ガウディと仏ヶ浦、妙な取り合わせかな?
ちなみに帰りは来た道を延々と登ることになる。‥‥つらい。
ガウディのサグラダファミリアを連想させる‥‥
渓流そば
さて、次の温泉に向かう前に、まずは腹ごしらえ。道の駅・かわうち湖でひと休み。渓流そばなるメニューが目についたので、さっそく注文した。間もなく運ばれてきたそばは、やまめのから揚げが2匹のっていて、これが香ばしくてうまい! あたり!
道の駅・かわうち湖の渓流そば
湯野川温泉
下北半島最後の湯は、湯野川温泉の濃々園(じょうじょうえん)。さっそく入浴料300円を支払い、つかることにする。
脱衣場は床下に湯を通しているのか、ぬくぬくと暖かい。こじんまりとした内風呂から外に出ると、ささやかな露天風呂がある。せまく圧迫感があり、お世辞にもいいとは言い難い。目の前にはきれいな川 が流れ、緑豊かなロケーションなのだが‥‥ん〜、勿体ない。入浴後、隣の休憩室 でひと休み。リクライニングチェアに横になると、虫の音や鳥のさえずりが聞こえ てくる。気持ち良くて、ついうとうと30分も寝てしまった。
この露天はいただけない
青森温泉めぐりの旅はこれで終わりだが、実はこの日、弘前からの長距離バスに乗り込む前に、大鰐温泉でひと風呂浴びた。共同浴場はじもぴー御用達の素朴な風呂であった。
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