ぐるり一周岩手の温泉


新安比(しんあっぴ)温泉

ここ数日天気がよく、気温もぐんぐん上がる。暑い! 今日は標高の高い温泉に行こう! ひとまず八戸自動車道で八幡平・岩手山方面へ向かう。安代インターで下りるとすぐ新安比温泉なる看板。まだ標高はさして高くないが‥‥、しかし一期一会、この出会いを大切に、いっちょつかってくか!

新安比温泉、リゾートホテルの温泉なのだが、これが侮れない! 食塩(Na+Cl)だけでも1kg中に20000mgも入っている。にまんミリグラム! こいつはビックリの濃さだ。家庭用の風呂(約200リットル)ならば、温泉の素を100袋も入れればこの位の濃さになるだろうか。メタホウ酸も極めて多く、5000mg以上。こんなの見たことない! 成分総計でおよそ33000mg。これは30倍に薄めても楽勝で温泉法の基準クリアですな。なんちゅー濃さ! 源泉風呂からは茶色い湯が溢れ、床を赤茶に染めている。ちょっとだけ味を見てみると‥‥うっ、めっちゃくちゃしょっぱくて鉄の味。露天風呂もあるが、こちらはただの湯であまり面白くない。館内にもうひとつある風呂場のらくらくの湯という小浴場。コンパクトな浴室に湯舟がひとつ、ウッディーな浴室と赤茶に染まる湯舟と床、いいねぇー。

露天風呂

源泉の湯

床を赤茶に染める


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