曽木(そぎ)の滝

地図で曽木の滝という文字をみつけ、とりあえず見とくことにした。聞いたこともない滝だが、こういうの案外当りがあるんだよな。とりあえず行ってみよう!

東洋のナイアガラというふれこみ、あながちウソでもない。豪快かつ和風情緒のあるいい滝だ。落差こそ大きくはないが、幅は何と200メートル以上。右からも左からもザーッという音が聞こえてくる。辺り一帯が滝といった感じだ。見といて損ナシ!

曽木の滝


洞窟きのこ園

曽木の滝のすぐ脇に、洞窟きのこ園と書かれた看板がある。どこか怪し気なネーミング。狭い階段が地中へと続く‥‥。実は発電所の水路跡を利用して、きのこを栽培する観光きのこ園である。

入園料200園を払い中へ入ってみる。まっすぐ続く長いトンネル内には、霊芝(れいし)というきのこがずらりと並ぶ。サルノコシカケ科のきのこで、なんでも高価な健康食品なのだそうだ。販売もしているが、ちょっと試しに買ってみるかという値段ではない。洞窟内は気温や湿度の状態がいいのか、霊芝だけでなく様々なきのこの菌株が並べられていた。トンネル内にあんまり長くいると、体からきのこが生えてきそう?

霊芝(れいし)

トンネル内にずらりと並ぶ


湯之尾温泉

残り時間も少なくなってきた。帰りの飛行機の時間まであと2時間少々。鹿児島空港へ向かう道すがら、もう一軒だけ寄ってくか! 湯之尾温泉 早水荘、田舎風というにはずいぶん立派な和風旅館だ。ここでひとっ風呂つかって行こう!

内湯は檜風呂。湯船にはちょっと大きめの小石が敷かれており、心地よく足裏を刺激する。湯はかすかに鉱物のいい匂いがする。なかなかいい風呂だ。もう少し湯がぬるければじっくりつかれるのだが‥‥。広くはないが露天風呂もある。特別景色がいいわけではないが、風に吹かれるのはやはり気持ちがいい。

小石の敷き詰められた檜風呂

露天風呂

それにしても露天風呂への出口にあったマージャン台、いったいどんな格好でマージャンをしろというのだろうか? ガラス戸の外はもう湯船である。素っ裸で卓を囲む姿をどうしても想像してしまう。かなりキツイ絵づらだ。湯につかり、のぼせそうになったらマージャンする?

マージャン台、‥‥???

おっといけない! あんまりのんびりしてると飛行機に遅れる!


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