蔵王開拓温泉

青根温泉につかった後、白石蔵王駅へ帰路を辿っていた。しかし電車の時間までまだちょっとあるなぁ。もう一ケ所だけ寄っていくか。実はさっき青根温泉を目指している時、気になる看板を見つけていたのだ。蔵王開拓温泉の文字。案内に従い道を2度折れる。やがてそれが姿を現した‥‥。

この看板を見逃すな!

蔵王開拓温泉

切り開かれた丘陵地に畑が広がるその中に、蔵王開拓温泉はあった。飾り気のない建物。辺りにはトラクター、丘陵、サイロ‥‥、ここはどこだっけ? 何か北海道のような香りがする不思議な場所だ。

入浴料は1000円と高めだが、折角だからつかってみよう。その湯にはショックを覚えた。ガツッと力強い茶褐色の湯、様々なイオンを含んだしっかり感、浴感は非常に高い。湯口や浴槽はその成分で赤く染まっている。露天風呂にでれば、板を打ち付けただけの目隠し越しに、ゆったりした山容の眺め。まるで北海道にいるかのような錯覚を覚える。ここは本当に宮城なのか?  開拓温泉というネーミングもうなずける。

ガツッと力強い湯

露天風呂


ご意見、ご感想は  まで

トップページ(kentaの極楽温泉)へ